髙地優吾主演の舞台『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』が上演決定!
2024年10月3日(木)から東京・新国立劇場 中劇場、10月25日(金)から大阪・森ノ宮ピロティホールにて、ニール・サイモンの名作『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』の上演が決まりました。このブログでは、この舞台に関する情報をお届けします。
舞台概要と原作
『Come Blow Your Horn』は、アメリカを代表する劇作家ニール・サイモンが3年半の歳月をかけて完成させたブロードウェイデビュー作です。小粋なセリフとハートフルな作風で日本でも高い人気を誇り、何度も上演されたこの作品が、今回新たに劇場に登場します。主人公バディ・ベーカーを演じるのはSixTONESの髙地優吾で、彼にとって初の単独主演となります。
キャストと役柄
主演:髙地優吾(SixTONES)
控えめで内気な主人公バディ・ベーカーを演じる髙地優吾。彼はSixTONESのメンバーとして音楽活動を行う傍ら、舞台『夏の夜の夢』や三人芝居『星降る夜に出掛けよう』などで俳優としても活躍中です。
助演キャストの紹介
兄アラン役:忍成修吾
プレイボーイで独身生活を謳歌するバディの兄、アランを演じます。舞台や大河ドラマ、映画など幅広い作品に出演している忍成修吾がその役柄を担います。コニー役:岡本玲
アランの本命の恋人、コニー役には岡本玲。多方面で存在感を増す彼女が、この魅力的な役を演じます。ペギー役:松井愛莉
女優志望でバディを誘惑するペギーを演じるのは松井愛莉。本作が舞台初出演となります。- ベーカー夫人役:高岡早紀、ベーカー氏役:羽場裕一
バディとアランの両親を演じるのは実力派俳優の高岡早紀と羽場裕一。舞台やドラマ、映画で培った経験が生かされることでしょう。
あらすじ
バディ・ベーカーは誕生日を機に実家を出ることに決めます。両親に生活を指図されるのにうんざりし、兄アランの自由な生活に触発されたからです。兄のアパートに転がりこんだバディは、次第にアランの影響を受け始めます。アランは本命彼女のコニーがいながら、複数のガールフレンドと付き合うプレイボーイ。バディ自身の自立や恋愛、家族との関係の変化を中心に、さまざまな騒動が繰り広げられていきます。
ストーリー詳細
バディの独立
バディは両親の支配から独立するため、アランのアパートに転がり込みます。兄との生活を楽しむも、ある日、母が心配して訪ねてきます。ペギーとの出会い
アランの紹介でバディは女優志望のペギーと出会うが、彼女を待っているときに、父が突然アパートにやって来ます。バディは何とか言い訳をしてペギーを追い返しますが、父との対立が激化します。仕事の失敗
父に勘当され無職となったバディとアランは、生活の危機に立たされます。そんな中、アランはコニーを見直し、真剣な関係を築く決心をします。- 家族の再会と和解
3週間後、母が父に愛想を尽かし、アランとバディのもとにやって来ます。アランは父に新しい契約を報告し、父は二人の成長を認める形で和解します。そしてバディも新しい恋に一歩踏み出すのでした。
演出:宮田慶子のコメント
宮田慶子は髙地優吾の多彩な演技力に期待を寄せ、彼の新たな一面を引き出すことを確信しています。ニール・サイモンの自分自身を投影した若者の成長物語を、ダイナミックで軽快に描き出してくれることでしょう。
バディ・ベーカー役:髙地優吾のコメント
初の単独主演に対する不安と期待を語った髙地優吾。彼はこの大きなチャンスをしっかりと掴み、多くの観客に新たな魅力を届けることを誓っています。観客がリフレッシュできる楽しいコメディを目指して稽古に臨む熱意が伝わります。
まとめ
『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』は、ニール・サイモンの名作を新たに舞台で楽しめる貴重な機会です。髙地優吾を始めとする豪華キャストによる演技と、宮田慶子の確かな演出が織り成すこの舞台を、ぜひ劇場で体感してみてください。