ドワンゴ、ランサムウェア攻撃受けた「ニコニコ」サービスの障害情報を更新
ドワンゴの発表
2023年6月14日、株式会社ドワンゴは同社が運営する「ニコニコ」サービス全般に対する大規模なサイバー攻撃についての追加情報を発表しました。特にランサムウェアによる被害が深刻であり、ユーザーへの影響も大きい状況であると伝えられました。同社は現在、被害状況の徹底的な調査および復旧作業を進めています。
被害の概要
今回のサイバー攻撃は、ランサムウェアを含む複数の方法で行われたもので、システムの大部分が影響を受けました。具体的には、サーバーやデータベースの一部が暗号化され、一部のサービスは完全に停止しました。このため、ニコニコ動画、ニコニコ生放送、ニコニコ静画などの人気サービスが利用できない状態が続いています。
復旧の見通し
ドワンゴの発表によると、正確な復旧時期は被害状況の調査結果次第で変動する可能性がありますが、少なくとも1か月以上はかかる見込みです。現在、専門家チームが24時間体制で復旧作業を進めており、全力で取り組んでいます。しかし、被害の範囲が広がる可能性もあるため、予断を許さない状況です。
ユーザーへの影響
今回の障害により、多くのユーザーがサービスを利用できない状態に陥っており、特にクリエイターや配信者にとっては大きな打撃となっています。ドワンゴはユーザーへのサポートも強化しており、公式サイト上で最新情報を随時更新するほか、問い合わせ対応にも力を入れています。
セキュリティ対策の強化
このような大規模なサイバー攻撃を受け、ドワンゴは今後のセキュリティ対策を強化する方針を表明しました。ランサムウェア対策やシステムの堅牢化、データのバックアップ体制の見直しなど、再発防止に向けた具体的な施策が進行中です。
まとめ
ドワンゴが運営する「ニコニコ」サービスは、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃により現在も障害が続いています。同社は被害状況を詳しく調査し、少なくとも1か月以上かけて復旧作業を行う予定です。ユーザーの皆さまには多大な迷惑をかけていますが、ドワンゴは全力で早期の復旧を目指し取り組んでいます。また、今後のセキュリティ対策も強化される見通しです。
引き続き、状況が改善するまで最新情報にご注意いただき、ドワンゴからの発表に注目してください。