「隙のある、生音ならではのパーソナリティも感じてほしい」SPECIAL OTHERS ACOUSTICが10周年ーーアコースティックの魅力、そしてバンドを育てた「野音」について語る | Musicmanのポイントをまとめてみた

引用元のMusicMan様はこちらから

SPECIAL OTHERS ACOUSTIC 10周年企画:9ヶ月連続リリース&アルバムツアーを語る

2024年は、SPECIAL OTHERSのアコースティックプロジェクト「SPECIAL OTHERS ACOUSTIC」の10周年記念の年。この特別な年にちなんで、彼らは2023年から引き続き、「ニコニコの日」と称して毎月25日に楽曲をリリースする企画を続行。2月25日の「MASK」を皮切りに始まった9ヶ月連続リリースは、10月23日(水)の3枚目のアルバムリリースとツアー開催でクライマックスを迎えます。

もくじ

10周年企画の立案と背後にある計画

昨年から始まった毎月25日のリリース企画。今年の継続に関して、彼らはすでに昨年の段階で計画していたことを語りました。バンドは常に先を見据えた5年間のスケジュールを立てており、2035年までの大まかな予定が決まっているとのこと。その流れで9ヶ月連続のリリースは自然に決まったそうです。

各リリース楽曲とその反響

「MASK」: 野音ツアー限定の音源から一般公開へ

最初の楽曲「MASK」は、2021年の野音ツアーで限定CDとして販売されていた音源。MV公開により、多くの新しいファンにも届くことができ、バンドメンバーもその反響に手応えを感じているとのこと。

「Clock Tower」:オフィス夜景を利用したMV制作

第二弾の「Clock Tower」は、彼らのレーベルオフィスで撮影されたMVが話題になりました。オフィスのリニューアルを活かし、まるでお洒落な夜景カフェのように見せる工夫がされました。

その後の楽曲と続く試み

続いてリリースされた「Splash」や「California」も、スタジオでのレコーディングそのままにライブ感を出したMVになっています。収録・撮影の環境にも工夫が凝らされ、アコースティックならではの繊細さを追求しました。

アコースティックレコーディングの苦労

アコースティックレコーディングでは、環境音やメンバーの音までがキャッチされるため細心の注意が必要。鼻息問題やナイロン素材の服音など、予期せぬトラブルと向き合いながらも、その繊細さが楽曲の魅力を高めていると感じています。

アルバムの完成と見通し

まだ未完成の楽曲もあるため、全体像はぼんやりとしているものの、昨年よりもパーソナリティを反映した作品になる見込みです。さらに、前回にはなかったような新しい仕掛けや企画もあるとのこと。

野音公演とSPECIAL OTHERSにとっての「ホーム」

SPECIAL OTHERSにとって、野外音楽堂での公演はホームグラウンドといえる特別な場所。5月の日比谷公園大音楽堂、6月22日には大阪城音楽堂でワンマンライブを予定しています。

野外公演は、スーツ姿よりもリラックスした状態での魅力を感じてほしいというバンドの意図もあり、聴衆と共鳴する瞬間を大切にしています。大阪の野外公演は特に楽しみにしており、彼らの世界観を広める絶好の機会と捉えています。

クラフトビール「Bed of the Moon」とのコラボ

公演では、SPECIAL OTHERSと大阪のブルワリー・Derailleur Brew Worksが共同開発したクラフトビール「Bed of the Moon」を提供します。音楽と味覚がリンクする特別な体験を演出し、これからも各地のブルワリーとコラボビールを作っていきたいと語っています。

20歳以下無料の新しい取り組み

今回の野音公演では、20歳以下が無料で参加できる取り組みも導入。大人世代が中心のファン層を考慮した上で、若い世代にも音楽の楽しさを伝えていきたいという思いから、この試みを始めました。

新しい音楽体験を届けるために

アコースティックギターの繊細さを活かしたアプローチや、ライブでの臨場感、そしてクラフトビールとのコラボレーション。SPECIAL OTHERS ACOUSTICの10周年は、彼らの長年の信念と新たな挑戦に満ちた特別な年になります。

あなたにオススメ

読み終わったらシェアしよう!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ