引用元のJ-cast様はこちらから
埼玉高速鉄道・埼玉スタジアム線「鳩ヶ谷駅」は、「幡ヶ谷駅」との間違いを防ぐため、注意喚起ポスターを掲示しています。話題となったのはXユーザー「こばやし ‘にらたま’ けんいち(@Niratama)」さんの13日の投稿で、ポスターには「ここは鳩ヶ谷駅(埼玉県川口市)です 幡ヶ谷駅(東京都渋谷区)ではありません!」と記され、「違う、ここじゃない」といった言葉が添えられています。ポスターは鈴木雅之さんの名曲をパロディ化し、広く愛されるデザインが特徴です。導入は新年度開始を見越して3月から行われ、多くの共感を呼んでいます。
鳩ヶ谷駅の注意喚起ポスターが話題に!その背景とは?
はじめに
「違う、ここじゃない」──。埼玉高速鉄道・埼玉スタジアム線の「鳩ヶ谷駅」が、似た名前の駅と間違えないよう、ユニークな注意喚起ポスターを掲示しています。この話題は2024年6月にX(旧Twitter)で注目を集め、多くの反響を呼びました。今回は、そのポスターの導入背景について、埼玉高速鉄道に取材しました。
話題のポスターの内容
事の発端は、Xユーザー「こばやし ‘にらたま’ けんいち(@Niratama)」さんが6月13日に投稿した写真です。この写真付き投稿は、「これ間違える人いるんか?」というコメントと共に、駅構内のポスターを紹介しました。そのポスターには、
「ここは鳩ヶ谷駅(埼玉県川口市)です 幡ヶ谷駅(東京都渋谷区)ではありません!」
と強調されています。上部には、歌手・鈴木雅之さんのヒット曲「違う、そうじゃない」のジャケット写真をパロディしたデザインが施されています。同鉄道のキャラクター「たまさぶろう」がサングラスをかけて「違う、ここじゃない」のメッセージを伝えています。この投稿は1万9000件以上の「いいね」を集め、ツイートは大きな注目を浴びました。
ネットの反応
ポスターが話題になると、X上では多くの反響が寄せられました。「ポスターのセンス良すぎ」「違う、ここじゃない 地味に面白くて結構笑ってる」といった好意的なコメントのほか、「検索間違いでたどり着く人多い気がします。インバウンドとかも含めて」「青海と青梅もよく聞きましたけど、普段使わなければうろ覚えで検索したら気づかないかも」といった実際の混同事例に共感する声も多く 見られました。
ポスター導入の背景
今回のポスター導入について、埼玉高速鉄道・旅客課はJ-CASTニュースの取材に対し、以下のようにコメントしています。
「新年度が始まることを見越し、今年の3月下旬から掲出を開始いたしました。」
新年度の始まりは、多くの新しい通勤・通学者が増える時期です。そのため、駅名の混同を防ぐために、このタイミングでの掲出が決定されたようです。背景には、ネットミームとしても親しまれる鈴木雅之さんの「違う、そうじゃない」があり、そのユーモア感を活かしたデザインが選ばれました。
まとめと今後の展望
鳩ヶ谷駅と幡ヶ谷駅の名前の混同を防ぐために掲示されたポスターが、予想以上の反響を呼び、話題となりました。このようなユーモアと実用性を兼ね備えた取り組みは、多くの人々の関心を引きつけるとともに、誤解を防ぐ効果を持っています。今後、他の駅でもこのような工夫が見られるかもしれません。埼玉高速鉄道の今後の取り組みにも注目が集まります。
鳩ヶ谷駅のポスターが多くの人々に届いたことで、駅名の混同が減ることを期待しています。今回の事例は、ユーモアと実用性が融合した成功例として、他の交通機関にも参考になることでしょう。