2024年7月10日発表のラジオ・オンエア・チャート
2024年7月10日に発表された最新のラジオ・オンエア・チャート(調査期間:2024年7月1日〜7月7日、プランテック調べ)について紹介します。
トップに輝いたBE:FIRST X ATEEZの「Hush-Hush」
圧倒的なオンエア数で初登場首位
2024年7月1日に配信リリースされたBE:FIRSTと韓国のATEEZのコラボ曲「Hush-Hush」は、ラジオオンエアチャートで初登場1位を獲得しました。この曲は、リリースと同時に全国77.4%のステーションでオンエアされ、多くのリスナーに届けられました。特に定期枠の番組でのオンエアが多く、その結果として初登場首位を達成しました。
日韓の大人気グループによる話題性
BE:FIRSTもATEEZも日本と韓国でそれぞれ大規模なファンダムを持つアーティストです。リリース直後から高い注目を集め、多数のリクエストオンエアも確認されました。リクエストオンエア数は、今週の中で2番目の多さを記録しています。
Chevonの「冥冥」が2位に初登場
札幌発、新具バンドの躍進
北海道札幌を拠点に活動する新進気鋭のスリーピースバンドChevonの「冥冥」が2位に初登場しました。この曲は7月3日にリリースされ、FM NACK5、FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、e-radio、cross fm、Date fm、FM-NIIGATAなど全国の様々なステーションで頻繁に放送されました。
局地的な人気から全国へ
ステーション全体の41.9%でオンエアが確認され、その半数近くはKiss FMとcross fmでの放送です。しかし、リクエストオンエアも多く、今後の他局への波及が期待されます。
サザンオールスターズ「恋のブギウギナイト」が3位にダウン
圧倒的な前週からの勢い
サザンオールスターズの「恋のブギウギナイト」は、デビュー記念日である6月25日に配信リリースされました。前週は1位を獲得しましたが、今週は3位にダウンしました。しかし、調査対象となった93.5%のステーションでオンエアが確認され、その注目度の高さを維持しています。
七夕ソングの隆盛:DREAMS COME TRUE「7月7日、晴れ」
記念日認定以来最多のオンエア数
今年の七夕は全国的に良い天気に恵まれ、その影響も相まって関連ソングのオンエアが増加しました。特にDREAMS COME TRUEの「7月7日、晴れ」は、9位に再登場し、8年ぶりのTOP10入りを果たしました。この曲は日本記念日協会によって「ドリカムの日」に認定された2016年以来、最多のオンエア数を記録し、昨年比で約50%増加しています。
他の名曲も再登場
七夕関連の名曲も多くのリスナーに再び愛されました。以下にその一部を紹介します。
- シンプリー・レッド「スターズ」(39位)
- 福耳「星のかけらを探しに行こう Again」(42位)
- スピッツ「涙がキラリ☆」(71位)
- コールドプレイ「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」(82位)
- BUMP OF CHICKEN「天体観測」(96位)
- ピノキオサントラ「星に願いを」(136位)
- Skoop「Amanogawa」(136位)
- 大塚 愛「プラネタリウム」(151位)
- Chappie「七夕の夜、君に逢いたい」(164位)
- THE ALFEE「星空のディスタンス」(164位)
- SEKAI NO OWARI「スターライトパレード」(185位)
- デビッド・ボウイ「スターマン」(185位)
- 桑田 佳祐「ベガ」(185位)
最新ラジオ・オンエア・ランキング
トップ10の楽曲一覧
調査期間2024年7月1日〜7月7日のラジオ・オンエア・ランキングのトップ10は以下の通りです。
- 「Hush-Hush」BE:FIRST X ATEEZ
- 「冥冥」Chevon
- 「恋のブギウギナイト」サザンオールスターズ
- 「フィールズライクアイムフォーリングインラヴ」コールドプレイ
- 「Supernatural」NewJeans
- 「くじら」菅田 将暉
- 「Sharon」Official髭男dism
- 「一日花 feat.imase & 習志野高校吹奏楽部」東京スカパラダイスオーケストラ
- 「7月7日,晴れ」DREAMS COME TRUE
- 「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」GOOD BYE APRIL
分析基準
本ランキングは、調査対象局で以下の条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計しています。
- 1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエア
- BGMではないオンエア
以上、2024年7月10日に発表されたラジオ・オンエア・チャートの詳細とトップ10の楽曲についてお伝えしました。