蓮舫氏のシワ強調?朝日新聞デジタルの写真が波紋 「意図的な加工ではない」広報謝罪、なぜこんなことが起きたのか: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた


引用元のJ-cast様はこちらから
朝日新聞デジタルが2024年7月9日に掲載した蓮舫氏の写真について、Xで顔のシワを強調するような画像加工が施されていたとの指摘が広がり波紋を呼んでいる。この写真は都知事選の結果を受けて報道陣の取材に応じていた際のもので、画像が荒く見えるため、意図的な加工と感じられたようだ。朝日新聞社は取材に対し、問題の写真は紙面印刷向けの自動補正によるもので、意図的な加工ではないと説明している。一部のユーザーは悪意を感じると批判しており、シワを描き加えたのではないかとの疑惑も出ているが、悪意の断定には慎重な意見も見られる。

朝日新聞デジタル、蓮舫氏の写真に関する波紋について

もくじ

問題の発端

2024年7月9日、朝日新聞社(本社:東京都中央区)のニュースサイト「朝日新聞デジタル」に掲載された蓮舫氏の写真が、SNSプラットフォームXで波紋を広げています。問題となっているのは、顔のシワを強調するような画像加工が施されていたのではないかという指摘です。

朝日新聞社は、取材に対し「ご指摘の写真は、紙面印刷向けの自動補正の結果で、意図的な加工ではありません」と答えています。

朝日新聞社の東京本社

波紋を呼んだ蓮舫氏の写真、朝日新聞デジタルが2024年7月9日に公開した記事のアーカイブより

J-CASTニュースが撮影した写真。小池百合子氏に当確が出た後、報道陣の取材に応じる蓮舫氏

問題の経緯

蓮舫氏は過去最多となる56人が立候補した東京都知事選(7月7日投開票)で、現職で再選した小池百合子氏に敗れ、3位に終わったばかりです。

問題視されているのは、都知事選をめぐり朝日新聞デジタルが9日に配信した記事「立憲、無党派層へ浸透急務 蓮舫氏、石丸氏にも及ばず 都知事選」に掲載された蓮舫氏の写真です。小池氏の当確後、報道陣の取材に応じていた際のバストアップ姿が掲載されました。

画像は荒く、加工で顔のシワが鮮明にされたのではないかという指摘がXで出ました。その後、輪郭の柔らかい写真に差し替えられ、これらを比較する形でも騒ぎが広がる事態となりました。なお、投開票日の7日に配信された記事にも多数の写真が掲載されていましたが、問題とされた写真は見当たりませんでした。

SNSでの反響と朝日新聞社の対応

問題の写真に対して、「わざとやってる」「ものすごく悪意を感じます」と批判が少なからず上がり、シワを描き加えたのではないかとの疑惑も提起されています。ただし、悪意の断定に懸念を示すユーザーもいます。

では、意図的に蓮舫氏の顔のシワを強調するような画像加工が施された事実はあるのかについて、朝日新聞社の広報部は10日にJ-CASTニュースの取材に対して以下のように回答しました。「ご指摘の写真は、紙面印刷向けの自動補正の結果で、意図的な加工ではありません」。

まとめ

今回の波紋は、ニュース媒体の画像処理に対する一瞬の出来事であり、SNSでの反応がさらに事態を拡大させたものです。朝日新聞社が意図的な加工を行ったとの疑惑には確たる証拠がなく、あくまで自動補正の結果であるとの説明がなされています。写真やメディアの操作に関しては、多くの人々が敏感であり、今後も取材元の透明性と説明責任が求められるでしょう。

読者の皆様にはこうした問題についても冷静に事実を見極める姿勢が求められます。これからもメディアリテラシーを持ちながら情報を受け取ることが重要です。

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