Spotifyが発表した2024年上半期ランキング
Spotifyは2024年1月1日から6月27日までのリスニングデータをもとに、日本国内および海外での音楽ランキングを発表しました。この記事では、各ランキングの詳細と注目のアーティストを見ていきます。
国内で最も再生された楽曲
Creepy Nutsが最速で1億回再生
2024年上半期に日本国内で最も再生された楽曲は、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」でした。この楽曲は国内楽曲として史上最速で1億回再生を突破し、Spotify Japanのデイリーチャートで125日間連続で1位を獲得しました。
tuki.の「晩餐歌」が2位
2位にはtuki.の「晩餐歌」がランクインしました。この曲は2023年秋頃よりソーシャルメディアを通じて人気が広がり、Spotifyでもロングヒットを記録しました。SpotifyのRADAR:Early Noise 2024にも選出された注目の楽曲です。
Number_iの「GOAT」が9位
1月から音楽活動を開始したNumber_iの1stシングル「GOAT」も9位にランクインしました。彼らはSpotify限定コンテンツを多く公開し、「GOAT」リリース時にはClipsで注目ポイントを紹介しました。
国内ランキングトップ10
- Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- tuki.「晩餐歌」
- Omoinotake「幾億光年」
- Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
- YOASOBI「アイドル」
- Vaundy「タイムパラドックス」
- Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」
- Vaundy「怪獣の花唄」
- Number_i「GOAT」
- Mrs. GREEN APPLE「Magic」
海外で最も再生された国内楽曲
海外でも圧倒的なCreepy Nuts
海外で最も再生された国内楽曲もCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」でした。この楽曲は再生の6割以上が海外からで、特にアメリカ、メキシコ、インドネシア、ドイツ、フランスでよく再生されています。
藤井 風とKing Gnuが続く
2位には藤井 風の「死ぬのがいいわ」、3位にはKing Gnuの「SPECIALZ」がランクインしました。特に藤井 風の楽曲は2023年にも高い人気を誇っていました。
海外ランキングトップ10
- Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- 藤井 風「死ぬのがいいわ」
- King Gnu「SPECIALZ」
- YOASOBI「アイドル」
- imase「NIGHT DANCER」
- キタニタツヤ「青のすみか」
- 米津玄師「KICK BACK」
- Teriyaki Boyz「Tokyo Drift(Fast & Furious)」
- YOASOBI「夜に駆ける」
- Eve「廻廻奇譚」
Spotify上で最もSNSにシェアされた国内楽曲
JO1の「Love seeker」がトップ
2024年上半期にSpotify上から最もSNSにシェアされた国内の楽曲はJO1の「Love seeker」でした。JO1は強いファンダムを持つアーティストとして知られ、他の楽曲も高いシェア数を記録しています。
Number_iとTravis Japanもランクイン
2位にはNumber_iの「GOAT」、3位にはTravis Japanの「T.G.I. Friday Night」がランクインしました。これもファンダムの強さを示す結果となっています。
SNSシェアランキングトップ10
- JO1「Love seeker」
- Number_i「GOAT」
- Travis Japan「T.G.I. Friday Night」
- JO1「Your Key」
- Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
- JO1「Aqua」
- Number_i「Blow Your Cover」
- &TEAM「五月雨(Samidare)」
- Travis Japan「T.G.I. Friday Night – Japanese ver.」
- JO1「Test Drive」
注目のアーティストと楽曲の傾向
Creepy Nutsの圧倒的な人気
今年の上半期はCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が日本国内外で非常に強い人気を持ち、Spotifyのチャートを席巻しました。
ファンダムの強いアーティストが上位
JO1やNumber_iなど、強いファンダムを持つアーティストがSNSシェアランキングで上位を占めています。彼らの楽曲がSNSで広くシェアされ、リスナーの間で共感を呼んでいることが伺えます。
ソーシャルメディアの影響
tuki.の「晩餐歌」のように、ソーシャルメディアを通じて人気が拡大した楽曲も多く見られます。ソーシャルメディアを使った戦略が効果的であることがわかります。
おわりに
2024年上半期のSpotifyランキングは、Creepy Nutsの圧倒的な人気と、強いファンダムを持つアーティストの力が反映された興味深い結果となりました。これからも音楽のトレンドを注視し、次のヒットを見逃さないようにしましょう。
