労組訴え「会社の金で高級外車や家事代行、社長に利益吸い取られボーナス激減」　北海道「業務スーパー」7店舗がスト、交渉のメドたたず: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた

2024年7月20日

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エス・インターナショナルの子会社、ケヒコが北海道で運営する業務スーパー7店舗でストライキが行われている。ストライキの背景には、両社の社長によるパワハラや不当労働行為、そして会社資産の私的流用があるとされる。社長は高額の役員報酬に加え、会社資産を高級外車や家事代行サービス、子供の送り迎え等に使用していた。これにより、従業員のボーナスが大幅に削減され、経営が悪化。これに抗議するため、2024年2月にエス・インターナショナル支部が結成され、今回のストライキに至った。

業務スーパーのストライキ騒動: 不当労働行為と増長する社長のパワハラ

2024年7月、業務スーパーの北海道にある7店舗でストライキが実施され、一部のSNSおよびニュースメディアで大きな話題となりました。このストライキは、エス・インターナショナルの子会社ケヒコが運営する店舗の従業員が、社長の不当な行為に対する抗議として行ったものです。この記事では、ストライキに至った経緯とその背景について詳しく解説します。

ストライキの発端

ストライキは、東京東部労働組合が運営する公式ブログによると、すすきの狸小路店、苫小牧店、苫小牧東店、室蘭店、岩見沢店、滝川店、旭神店の7店舗で実施されています。2024年7月18日13時に開始され、現在も続いており、店舗は休業中で営業再開は未定となっています。

労働組合の結成

ストライキを実施している従業員たちは、2024年2月に東京東部労働組合内に「エス・インターナショナル支部」を結成しました。これは、同社およびケヒコの従業員たちによる組合で、その設立背景には社長による一連の不正行為がありました。

社長の不正行為

労働組合の書記長によると、エス・インターナショナルおよびケヒコの社長は、会社の資産を私的に流用しており、その使途には高級外車の購入、自宅の家事代行サービス、そして子どもの学校の送り迎えのためのタクシー代などが含まれていました。これらの行為により、会社の経営は次第に悪化し、従業員のボーナスの大幅減額といった事態にまで発展しました。

労働条件の悪化と組合の対策

業務スーパーの事業自体は売り上げも利益も上がっていたものの、社長の私的流用によりその利益は吸い取られ、結果として会社の財務状況は悪化しました。このため、従業員たちはボーナスが減額されるなどの悪影響を受け、これに対抗するために労働組合を結成し、ストライキという形で抗議を行うこととしました。

今後の見通し

ストライキによる影響で現在、北海道の7店舗は休業中です。営業再開の目処は立っていませんが、従業員たちは社長の不当な行為が解消されるまで抗議を続ける意向です。社長側からの公式な対応やコメントはまだ出ておらず、今後の展開が注目されます。

まとめ

今回の業務スーパーでのストライキは、社長の不正行為が原因で労働条件が著しく悪化したことを受けたものです。社長による会社資産の私的流用やパワハラ行為が従業員たちの不満を募らせ、ついにはストライキという形で表面化しました。これがどう解決されるのか、そして労働条件が改善されるのか、今後の動向を注視する必要があります。

この問題を通じて、企業における公正な労働環境の重要性が改めて浮き彫りになりました。従業員の声をしっかりと聞き、公正な対応を行うことで、健全な企業運営が求められるところです。この状況が早期に解決され、従業員が安心して働ける環境が整うことを切に願います。