神戸に誕生する関西最大級アリーナ「GLION ARENA KOBE」
2025年4月、神戸市にて開業予定の「GLION ARENA KOBE」は、関西最大級のアリーナとして注目を集めています。このアリーナは、プロバスケットボールチーム・神戸ストークスのホームアリーナとなるほか、音楽ライブやMICE(会議・研修・展示会・イベントの総称)など多岐にわたる興行を予定しています。また、アリーナに隣接する「TOTTEI PARK」も設けられ、飲食店などが立ち並ぶ「365日楽しめるエリア」となる予定です。
当ブログでは、アリーナプロジェクトを推進するOne Bright KOBEの若手メンバーにスポットライトを当てます。今回の主役は、日下部音衣さん、坂東創太さん、加藤亜由子さんの3名です。
学生時代からの歩み
日下部音衣さん
日下部さんは法学部出身で、民法や刑法を学びました。現在の業務でも条例や規則を読むことが多く、学んだ知識が役立っています。
坂東創太さん
坂東さんは大学で生物・生態の研究をしており、プログラミングを駆使して個体数の推移をシミュレーションしていました。この分析的なアプローチが、現在の業務にも活かされています。
加藤亜由子さん
加藤さんは国際社会学を専攻し、特に発展途上国の問題に興味を持っていました。タイへの留学経験があり、多様な価値観を持つことができました。
音楽との関わり
3名とも音楽が大好きで、それぞれの好みや経験が異なりますが、音楽を通じて得た感動や経験は、彼らのプロジェクトへの熱意に繋がっています。
神戸アリーナプロジェクトへの参画理由
日下部音衣さん
日下部さんはスマートバリューで地域のまちづくりに興味を持ち、神戸アリーナプロジェクトに参加しました。アメリカでのNBA視察を経て、「まちにとってのアイデンティティを生み出す」という目標に共感しました。
坂東創太さん
坂東さんは音楽好きで、ライブイベントに参加することが多かったため、関西にこうした大規模施設を作りたいと感じました。その夢を叶えるためにプロジェクトに参画しました。
加藤亜由子さん
加藤さんは地域活性化に興味があり、神戸アリーナプロジェクトが「そのまちならではのもの」を創り出す点に強く共感。地方出身者として、このプロジェクトに大きな意義を感じています。
担当業務とその魅力
日下部音衣さん
日下部さんは「GLION ARENA KOBE」の内装設計や飲食テナントの誘致を担当しています。「こんな日本のアリーナは見たことがない!」というコンセプトで各設計・施工会社と協力しながら進めています。
坂東創太さん
坂東さんはアリーナの本体工事やWi-Fiネットワーク、椅子、音響機材などの調達を担当しています。また、開業後の警備や清掃のオペレーション整備も手掛けています。
加藤亜由子さん
加藤さんはTOTTEI PARKの設計やアリーナ内飲食の企画に取り組んでいます。地産地消のメニューや VIPエリアでの特別な体験を提供するために工夫を凝らしています。
学びから業務への応用
坂東創太さん
大学でのプログラミングを通じた分析思考が、現在のプロジェクトマネジメントにも役立っています。
日下部音衣さん
法学部での学びが、現在の条例や規則の理解に役立っています。
加藤亜由子さん
大学時代の食育イベントの経験が、現在の飲食企画に活かされています。
「GLION ARENA KOBE」に寄せる思い
関西の活気に期待
2025年には「GLION ARENA KOBE」の開業だけでなく、『EXPO 2025 大阪・関西万博』も控えており、関西全体が活気づくことが予想されています。坂東さん、加藤さん、日下部さんはそれぞれこのプロジェクトを通じて、地域コミュニケーションや交流を生み出すことにやりがいを感じています。
神戸の新たな名所
「GLION ARENA KOBE」と「TOTTEI PARK」は、神戸の新たな名所として期待されています。特に加藤さんは、TOTTEI PARKを日常的に楽しめる場所にし、「神戸といえばTOTTEI」となるようなワクワクする場所を提供したいと考えています。
終わりに
2025年の開業に向けて、神戸アリーナプロジェクトは順調に進行中です。日下部さん、坂東さん、加藤さんをはじめとする若手メンバーの情熱と努力が、この新たな施設とエリアの成功を後押ししています。神戸市の新たな魅力を引き出し、多くの人々が訪れる場所になることを期待しています。続報をお楽しみに!
取材・文=田辺ユウキ 撮影=SPICE編集部(川井美波)