『Endless SHOCK』堂本光一、中山優馬の会見&ゲネプロレポートーーフライングに階段落ち、そしてシェイクスピア…舞台の粋がすべて詰まった、最後の大阪公演が幕開け | Musicmanのポイントをまとめてみた

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堂本光一主演のオリジナルミュージカル『Endless SHOCK』:24年間の輝きと感動の終幕

『Endless SHOCK』は2000年11月に初演されて以来、見続けられている人気のミュージカルです。堂本光一が座長として初主演を務めたこの作品は、年々進化し続け、観客に感動と興奮を提供してきました。今回は、その軌跡と最後の公演について詳しくご紹介します。

もくじ

初演から現在までの軌跡

2000年に初演された『SHOCK』は、2005年には『Endless SHOCK』と改題されました。堂本光一は脚本・演出にも関わり、現在では作・構成・演出・主演の4役を担当。2020年には第45回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど、その功績は輝かしいものです。

この24年の間に『Endless SHOCK』は多くの観客を魅了し、2024年7月25日時点で総上演回数は2042回を記録。演劇界の金字塔として、その名を刻んでいます。

最後の幕が上がる――2024年の舞台

2024年の公演をもって、『Endless SHOCK』は堂本光一主演としての幕を閉じることが発表されました。東京・帝国劇場で4月に幕を開け、大阪・梅田芸術劇場では7月26日に最後の大阪公演が始まりました。

この大阪公演には、2019年にライバル役を演じた中山優馬が再び参加。カンパニーの仲間には、林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里、島田歌穂らが名を連ね、特別な世界観を演出しています。

公開通し稽古の様子

7月25日に行われた公開通し稽古では、その全貌が明かされました。物語はオフ・ブロードウェイにある劇場のショーから始まります。舞台に現れるコウイチ(堂本光一)やカンパニーの仲間たちが、それぞれの魅力を発揮し、観客を魅了します。

特に印象的なのは、第一幕の冒頭から見せるフライングやイリュージョン、クラシカルとストリートダンスの融合、そして『SHOCK』名物の「階段落ち」など、目を離せないパフォーマンスが続きます。

第二幕の見どころ

第二幕では、シェイクスピアの名台詞を織り交ぜた劇中劇が展開されます。さらにイリュージョンやダンス、アクロバットのパフォーマンスが続き、クライマックスに向けて勢いが増していきます。特に、コウイチとユウマによる和太鼓のシーンは、二人の息の合った連打が感動的です。

バックステージのリアル

『Endless SHOCK』は、舞台の裏側を描く作品でもあります。夢や希望に向かって進む一方で、葛藤や嫉妬が描かれ、仲間たちとの絆や対立がリアルに表現されています。特に「SHOW MUST GO ON」というフレーズは、彼らの信念と運命を象徴しています。

取材会の風景

公開通し稽古の終了後には取材会が行われ、堂本光一と中山優馬が登壇しました。久しぶりとなる大阪公演について、堂本は「5年ぶりの公演に感慨深い」と語り、中山も「今回は成長した姿を見せたい」と意気込みを語りました。

中山は堂本の相手役として相応しい存在になるため、3カ月前から体を鍛え、その努力が舞台上で実を結んでいます。

最後の公演への期待

堂本光一は、「『SHOCK』を理解している俳優やスタッフを信頼することが自分へのエネルギーになる」と語り、カンパニーの信頼感を感じさせるコメントを残しました。梅芸での『SHOCK』は特別な空気を持ち、観客にとっても特別な体験となるでしょう。

『Endless SHOCK』の大阪公演は8月18日まで上演中。堂本光一とカンパニーによって描かれる最後のステージをお見逃しなく。

文:Iwamoto.K
撮影:河上良


『Endless SHOCK』の最後の公演となる2024年のステージは、多くのファンにとって特別な瞬間となるでしょう。これまで支え続けたファンへの感謝の気持ちを込めて、堂本光一とカンパニーは全力で最後の幕を閉じます。ぜひ、その感動を共有しましょう。

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