7月の“月間MVP”を獲得! 横浜DeNA佐野恵太が語る“今シーズンの転機”とは?
藤木直人と高見侑里がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。この番組は、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦や勝利にかける熱いビートに肉迫します。今回は、横浜DeNAベイスターズの佐野恵太選手がゲスト出演。高見が本拠地の横浜スタジアム(神奈川県)を訪れ、佐野選手にインタビューを行いました。
佐野恵太選手のプロフィール
佐野選手は1994年生まれ、岡山県出身の29歳。2016年のプロ野球ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから9巡目指名を受けて入団しました。2020年シーズンにはチームの主将に抜擢され、同年には首位打者のタイトルも獲得。今シーズンもチームの主軸として活躍しています。
打撃フォームの見直しで月間MVP獲得!
高見:7月は22試合すべてにスタメン出場し、打率3割7分9厘、ホームラン2本、16打点、得点圏打率4割2分9厘という好成績を収め、7月の月間MVPを獲得されました。おめでとうございます!
佐野:ありがとうございます!
高見:交流戦を経て成績がぐっと上がったように感じますが、今シーズンの調子はいかがですか?
佐野:交流戦が始まるまでは自分の打撃に納得がいかない部分があってモヤモヤしていたんですけど、交流戦の2週目辺りから試合に出たり出られなかったりする時期があり、その間に自分のバッティングを見つめ直すタイミングが来たのかなと感じました。
高見:具体的にはどのような点を改善されたのでしょうか?
佐野:体のコンディショニング的に、過去の自分のバッティングフォームとズレが生じてきていたので、まずは2、3年前の自分が良かったときのバッティングフォームを確認し、それに近づけるようにしました。
その過程で何かヒントが得られればと思い、コンディショニングのトレーナーと相談しながらバッティングフォームの変更に取り組みました。
成績が向上した背景とは?
高見:その後すぐに成績が良くなっていきましたが、比較的早く新しいフォームの感覚を掴めたのでしょうか?
佐野:3年ぶりぐらいにバッティングフォームの改善に取り組んだので、最初の10試合ぐらいは試行錯誤がありました。それがちょうど6月の中旬頃で、7月に入る前には「これで大丈夫かな」という手応えがありました。
ただ、プロの世界に入ってからは常に変化していくものだという認識を持っていて、その時の体や状況に合わせてバッティングフォームや感覚も変化していくと感じています。ですので、完全に元に戻すというより、最適化していくことに取り組みました。
不安もありましたが、そこを乗り越えてここまで来れたことは大きな成果でした。
終わりに
7月の月間MVPを獲得した佐野恵太選手は、自身の打撃フォームを見直すことで成績を向上させたと語っています。さらなる活躍が期待される佐野選手の今後にも注目ですね。
番組概要
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/