村上春樹「高校時代にこういう音楽をラジオでずっと聴いていた」と語るインストルメンタル楽曲は? のポイントをまとめてみた

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村上春樹が語る1960年代のソウル・インストルメンタル・グループ

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーを務めるTOKYO FMの人気ラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。2024年8月25日(日)の放送では、「村上RADIO~ソウル・インストルメンタル・グループ~」というテーマで、リスナーを1960年代の音楽の旅へ誘いました。

今回は特に中盤で紹介された4曲に焦点を当て、村上春樹さんの解説とともにお伝えします。

もくじ

Jr. Walker & The All Stars「What Does It Take (To Win Your Love)」

まず紹介されたのは、Jr. Walker & The All Starsの「What Does It Take (To Win Your Love)」。ジュニア・ウォーカーは1931年にアーカンソー州で生まれ、1995年にその生涯を閉じました。本名はオートリー・デウォルト・ジュニア。子どもの頃、自転車がなくてどこに行くにも歩いていたことから「ウォーカー」と呼ばれるようになったそうです。

彼はインディアナ州サウス・ベンドで育ち、サキソフォンの演奏に魅了されました。仲間たちと結成したR&Bバンドは、地元で人気を博すようになり、モータウン・レコードのスタッフに認められました。しかし、初めのうちは大きなヒットには恵まれませんでした。それでも試行錯誤を重ね、最終的には「ショットガン」の大ヒットにより、モータウンの人気バンドとしての地位を確立しました。

ジュニア・ウォーカーは多くの若い英国のミュージシャンにも影響を与え、ミック・ジョーンズは次のように述べています。

「ジュニアは音楽仲間の間で高く評価されていた。多くのギタリストが彼のサックスのリフを借用している。」

村上春樹さんも40年前にドイツのハンブルクで彼らの生演奏を聴いたことがあり、その熱いパフォーマンスに感動したそうです。「What Does It Take (To Win Your Love)」と「Walk In The Night」を続けて聴いていただきます。歌が入っていますが、このバンドの本質はインストルメンタル演奏であり、歌はあくまで添え物に過ぎません。

Bar-Kays「Humpin’」

次に紹介されたのはBar-Kaysの「Humpin’」。彼らは元々「River Arrows」というアマチュア・バンドで、メンフィスの床屋で働いていました。オーティス・レディングがその床屋をひいきにしていたことから、彼らの演奏がスタックス・レコードのスタッフに認められ、ハウスバンドとしての地位を確立しました。

オリジナル曲「ソウル・フィンガー」の大ヒットにより人気を博すことになった彼らは、オーティス・レディングの全米ツアーに参加しました。しかし、悲劇的な飛行機事故により、多くのメンバーが若くして命を失いました。それでも生き残ったメンバーは新たなメンバーを加えてバンドを再結成し、その後も活動を続けました。

「Humpin’」と「In The Hole」を続けて聴いてください。彼らはMG’sに次ぐスタックスのハウスバンドとして、ファンキーでアグレッシブな音楽を展開しました。

村上春樹さんは高校時代にこうした音楽をラジオでよく聴いていたと語り、その頃のラジオはとても良い音楽をかけていたと懐かしんでいます。


番組概要

  • 番組名:村上RADIO~ソウル・インストルメンタル・グループ~
  • 放送日時:2024年8月25日(日)19:00~19:55
  • パーソナリティ:村上春樹
  • 番組WebサイトTOKYO FM 村上RADIO

村上春樹さんの音楽への深い愛情と知識が詰まった「村上RADIO」。今後も楽しみにしたいですね。

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