fox capture plan、フルカワユタカ×木下理樹、CONFVSEが出演 『貴ちゃんナイト vol.16』のオフィシャルレポート&セットリストを公開 | Musicmanのポイントをまとめてみた


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『貴ちゃんナイト vol.16』開催レポート

8月23日、新代田FEVERにてラジオパーソナリティ・中村貴子が主催するライブイベント『貴ちゃんナイト vol.16』が開催されました。今回の出演アーティストは、fox capture plan、フルカワユタカ(DOPING PANDA)×木下理樹(ART-SCHOOL)、そしてCONFVSEの3組です。本ブログでは、この公演のオフィシャルレポートとセットリストをご紹介します。

もくじ

オープニングアクト:CONFVSE

イベントの幕開けを飾ったのは、ドラマーとしても知られる山﨑聖之のソロプロジェクト、CONFVSEです。彼はDAZEの愛称で知られ、LOW IQ 01のバンド形態やfam、The Firewood Projectのメンバーとしても活動してきました。しかし、CONFVSEは彼の新たな一面を見せるインディロックプロジェクトです。

1曲目「Right or Wrong」から、グランジの影響を感じる重厚なサウンドが会場を包みました。また、「Beside」ではイノセントな山﨑のハイトーンボイスと、小倉直也のギターが織りなす切ないメロディが印象的です。エモーショナルな「Isolate」やパワーポップな「Empty Place」など、多彩な楽曲が披露されました。LOW IQ 01繋がりのフルカワユタカと木下理樹による弾き語りデュオにバトンを渡しました。

CONFVSE

フルカワユタカ×木下理樹の独特なデュオ

フルカワユタカは、『貴ちゃんナイト』史上初の3度目の出演となりました。まず彼一人でステージに登場し、スタイリッシュにアコースティックギターを弾きこなしながら「この幸福に僕は名前をつけた」を披露。その後、木下理樹を呼び込み、二人の絶妙なトークが繰り広げられました。

木下の情感たっぷりの歌声で「SWAN DIVE」や「OK & GO」が披露され、続いてエモーショナルな「Just Kids」や軽快な「14souls」が演奏されました。フルカワによるMCでは、「俺はお前(木下)さえ笑ってくれればいい」という言葉が観客の心を打ち、ラストはフジファブリックの「バウムクーヘン」で締めくくられました。

フルカワユタカ

木下理樹

初のインストバンド:fox capture plan

トリを務めたのは、初のインストバンドであるfox capture planです。アンビエントやエレクトロ系ではなく、手数の多いエキサイティングなミクスチャーサウンドが特徴です。「RISING」ではピアノが映えるトリオ編成で独特のグルーヴ感を発揮し、「Butterfly Effect」では観客のボルテージを一気に上げました。

中村貴子のラジオリスナーだったというエピソードも披露され、ロック色が強めの「Deep Inside」や奇想天外な「NEW ERA」でライブをクライマックスへ導きました。最後は最新バージョンの「疾走する閃光(2024 NEW TAKE)」でダイナミックに締めくくられました。

fox capture plan

アンコールセッション

アンコールでは、岸本とフルカワが登場し、奔放なトークで場を和ませました。続いて、リキ&ユタカの2人に岸本と山﨑が加わった編成でスピッツの「スパイダー」をカバー。最後は大瀧詠一の「君は天然色」をフルカワと岸本、井上の3人で華やかに披露し、大いに盛り上がりました。

『貴ちゃんナイト vol.16』アンコール

総括

ジャンルや世代を超えて音楽が人と人を繋げることを再確認させてくれた『貴ちゃんナイト vol.16』。アーティスト同士はもちろん、ステージの上と下、ラジオの向こうとこちら側も音楽によって繋がっています。今年もまた、日々を輝かせ豊かにする素晴らしい出会いが生まれました。

文=風間大洋 撮影=俵 和彦

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