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ゆうこすが語る愛嬌の力 — 金言に支えられる彼女の信念
著名人は多くの人々に支持される一方で、常に評価の目にさらされる存在でもあります。そんな彼らがどのようにして苦境を乗り越えているのか、その答えを探るため、連載「わたしの金言・名言」では、著名人が心の支えとしている言葉を紹介しています。今回は、第29回として、タレント兼実業家として活躍する“ゆうこす”こと菅本裕子さんの金言について掘り下げます。
ゆうこすの信念を形作る言葉
今回は初のグラビア写真集『ゆうこす写真集 チャーミング』(講談社)が話題となっている菅本裕子さん。彼女はタレント活動のみならず、実業家としても成功を収めています。そんな彼女が大切にしている言葉とはどのようなものなのでしょうか。
夏目漱石の名言に支えられて
菅本裕子さんが金言として掲げるのは、夏目漱石の小説『虞美人草』に登場する「愛嬌というのはね、——自分より強いものを斃す柔らかい武器だよ」という言葉です。菅本さんはこの言葉を写真集の表紙にも掲載しています。
「愛嬌」という言葉を辞書で調べると、「その場の空気を明るくするような存在」という意味が記されています。タレントや経営者として、多くの人と接する彼女は、自分自身が愛嬌のある存在であることが、人々を引きつけ、仕事をしやすくしたり、ファンを楽しませたりすると思っています。
愛嬌の難しさ
「愛嬌のある人でいるのは、簡単なようで難しい」と菅本さんは言います。人を惹きつける優しさや魅力は、表面的に取り繕って出せるものではありません。彼女自身、アイドル活動や炎上、ニート生活、起業などさまざまな経験を経て、その難しさを痛感してきました。
「愛嬌」という言葉を使うと、「女は愛嬌がないとダメなのか」と誤解されるかもしれませんが、菅本さんにとっては性別に関係なく、つらい時期を乗り越えるための強い信念としてこの言葉が存在しています。
多岐にわたる活動
現在、菅本裕子さんはタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとしても活躍しています。社会において多岐にわたる役割を持つ彼女が、この言葉によってどれほど励まされ、力をもらっているかが伝わります。
プロフィール
ゆうこす(菅本裕子)
1994年、福岡県生まれ。アイドルグループを脱退後、一時的にニート生活を送るも、自己プロデュースを開始し、「モテクリエイター」という新しい肩書で株式会社KOSを起業。現在はタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして大活躍中です。
(C)桑島 智輝/講談社