bird、東阪ライヴで「今日は25周年記念ライヴなので皆さんと楽しみたい」 | Musicmanのポイントをまとめてみた


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bird 25周年記念ライブレポート:圧倒的な歌声と高揚感

もくじ

デビュー以来変わらぬ魅力

birdが圧倒的な高揚感と開放感を与える存在であると感じる理由はその音楽性にある。1999年の名曲「SOULS」でのデビュー以来、彼女は日本のR&Bシーンを牽引し続けている。今年で25周年を迎える彼女は、記念としてリエディット・ベスト・アルバム「25th anniv. re-edit best + SOULS 2024」をリリースし、そのアルバムを引っ提げてBillboard Live OSAKAとBillboard Live TOKYOでアニバーサリー・ライブを開催しました。

バンドメンバー紹介とオープニング

ステージには、ドラムスのGENTAを筆頭に、ベースの澤田浩史、ギターの樋口直彦、キーボードの渡辺貴浩、コーラスのHanah Springという気心知れたメンバーが並びました。オープニングナンバーはアルバム「vacation」からの「ハイビスカス」。鳥が伸びやかな声でダンサブルなサウンドを奏で、一気に会場のテンションを引き上げました。

続いて、「LIFE」というMONDO GROSSOへの客演曲に流れ込むと、ブラジリアン・ビートがリズムを刻み、大きな歓声が上がりました。自然と会場全体に手拍子が響き渡り一体感が生まれました。

過去と現在が交錯するセットリスト

MCでは「今日は25周年記念ライヴなので皆さんと楽しみたい」と言い、3rdアルバム「極上ハイブリッド」からムーディーな「flow」、デビュー・アルバム「bird」からはメロウな「君の音が聴こえる場所へ」と続きました。ここで、Hanah Springのコーラスとbirdのヴォーカルが美しく絡み合い、心地よいミディアム・テンポで会場を包み込みました。

エンジン全開、ダンスフロアの熱気

2ndアルバム「MINDTRAVEL」からは、アップテンポな「マーメイド3000」と「マインドトラベル」が連続で披露されました。ギターのカッティングから始まる「マインドトラベル」では、観客も踊りだし、ライブは一気にピークに。

客席での大合唱

birdは続いて、「次の曲は一緒に歌って欲しいな」とデビュー曲「SOULS」を披露。彼女はマイクを持って客席に降りて歩きながら歌い始め、観客との距離を一気に縮めました。観客も一緒にコーラスを唱和し、大合唱となり、会場全体が幸福感に包まれました。

クライマックスとアンコール

ボルテージが更に上がる中、ブラジリアンビートが強烈な「BEATS」と、最近公開された「THE FIRST TAKE」の「空の瞳」が続きました。25年前の楽曲が今もなお魅力を放ち、観客の心と体を揺さぶります。birdのヴォーカルの力強さとバンドのグルーヴ感が一体となり、圧倒的なパフォーマンスを見せつけました。

アンコールでは、新アルバムの制作が進行中であることを発表し、「季節の曲を歌います」と「9月の想い」をブルージーでセンチメンタルに締めくくりました。

25周年を超えて未来へ

今回の25周年記念ライブは感動的なフィナーレを迎えましたが、birdにとってこれは通過点でしかありません。長年のファンにとっては嬉しいセットリストとアニバーサリーに相応しい盛り上がりを見せたこのライブ。しかし、新作アルバムが既に準備中であることからも分かるように、彼女は常に未来を見据えています。デビュー時から変わらぬ高揚感と開放感を持続するbirdのこれからがますます楽しみです。

セットリスト

bird 25th Anniversary Best 2024 Live 2024.9.27 ビルボードライブ東京

  1. ハイビスカス
  2. LIFE
  3. flow
  4. 君の音が聴こえる場所へ
  5. マーメイド3000
  6. マインドトラベル
  7. 明日の兆し
  8. SOULS
  9. BEATS
  10. 空の瞳 EC1. 9月の想い

新作CD『25th anniv. re-edit best + SOULS 2024』もぜひチェックしてみてください。


以上、birdの25周年記念ライブレポートでした。圧倒的な歌声とパフォーマンスに、改めて感動しました。未来のbirdの音楽にも期待が高まります。

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