世界に響く日本の音楽:今週のランキング解説
Creepy Nutsがトップに輝く
最新の「Global Japan Songs Excl. Japan」ランキングで、Creepy Nutsの「オトノケ」が見事に首位を獲得しました。期間は2024年12月13日から12月19日までです。この楽曲は、人気TVアニメ「ダンダダン」のオープニング・テーマとして使用されており、11週連続でトップの座を守り続けています。今週のストリーミング回数は合計919万回に上り、多くのファンから支持を受けています。
ホリデーシーズン影響と新曲の登場
今週はホリデーシーズンの影響を受け、多くの楽曲でストリーミング数の減少が見られました。トップ20の内、18曲が前週を下回る結果となりましたが、そんな中でも際立った新曲が登場しました。ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ「み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イ」が初めて20位に登場し、話題を呼んでいます。この曲は12月6日にYouTubeで公開されたボーカロイド楽曲で、アメリカ、イギリス、ドイツのチャートでもトップ20入りを果たしています。
人気継続中のヒゲダン
一方、トップ20圏外の注目曲としては、Official髭男dismの「Pretender」が前週比101%の伸びを見せました。12月15日に台湾で初の公演を行ったことも影響し、台湾チャートでは前週の圏外から17位に急浮上しています。
今週のトップ10ランキング
以下が「Global Japan Songs Excl. Japan」のトップ10ランキングです:
- 「オトノケ」Creepy Nuts
- 「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
- 「It’s Going Down Now」Lotus Juice / 高橋あず美
- 「死ぬのがいいわ」藤井 風
- 「アイドル」YOASOBI
- 「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
- 「NIGHT DANCER」imase
- 「KICK BACK」米津玄師
- 「夜に駆ける」YOASOBI
- 「真夜中のドア~stay with me」松原みき
グローバルチャートの概要
「Global Japan Songs Excl. Japan」は、日本の楽曲を対象とし、Luminate Data LLCが集計した、日本以外の200以上の国々でのデジタルプラットフォームのストリーミング数とダウンロード数から算出されるランキングです。このランキングは、世界中の日本音楽ファンにとって、最新のヒットを知るための重要なバロメーターとなっています。
また、国/地域別の「Japan Songs」も同様にLuminate Data LLCが算出し、各国や地域ごとの特性を反映したランキングを提供しています。現在、韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツで展開されており、今後もさらに追加される予定です。
世界中で愛される日本の楽曲が、どのようにランキングされているのか、今後も注目していきたいと思います。日本の音楽が、どのようにして広がり続けるのか、その動向を見守りましょう。