米ファンドが辞任要求のフジ・日枝久相談役とは何者なのか 識者「独裁はダメだとした人が独裁者に」: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた

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フジテレビを巡るタレント中居正広さんのトラブルに関連し、同社の長年の要職者である日枝久氏に辞任要求が出されています。日枝氏は40年以上取締役を務め、「独裁者」と批判される一方、会社内部からも辞任を求められています。彼はフジテレビの黄金時代を築いた立役者であり、視聴率三冠を達成させた実績がありますが、近年の問題に対してはガバナンスの欠如が指摘されています。米投資ファンドや労働組合からの辞任圧力が高まっている中、その進退に注目が集まっています。

フジテレビを巡る騒動と日枝久氏の退任要求

もくじ

問題の概要

フジテレビでのタレント中居正広さんの女性トラブルに関して、同局の社員関与の疑惑が報じられています。この問題を受け、長年にわたってフジテレビの経営を担ってきた日枝久取締役相談役(87)に対し、米国の投資ファンドから辞任要求が出され、波紋を広げています。

日枝氏への批判と背景

日枝氏は40年以上にわたってフジテレビの取締役を続けており、今回の問題では「独裁者」とも呼ばれています。この背景には、株主である米ダルトン・インベストメンツがフジテレビに三度に渡って書簡を送り、日枝氏の退任を求めていることがあります。彼らは、日枝氏が1月27日に行われた会見に出席しなかったことを批判し、視聴者の信頼回復のためには日枝氏が取締役を辞任するべきだと主張しています。

労働組合の動きと日枝氏の経歴

フジテレビの労働組合も同様に日枝氏の会見出席を求めましたが、実現しませんでした。日枝氏自身はフジテレビに入社した際、労働組合の結成に関わり、その幹部にもなっています。そのため、今回、労働組合から退任を迫られる形となりました。

日枝氏は1961年に早稲田大学教育学部を卒業後、フジテレビに入社しました。創業者一族である故・鹿内春雄氏に抜擢され、1980年には編成局長に就任しました。そして、「オレたちひょうきん族」や「笑っていいとも!」といったヒット番組を生み出し、フジテレビの黄金時代を牽引しました。その後、1988年には社長、2005年にはライブドアによるニッポン放送買収を阻止し、現在に至るまでフジテレビの重要なポジションを維持しています。

外部からの圧力と信頼回復の課題

このような状況を受け、ネット上ではフジテレビの危機管理能力への疑問や批判が相次いでいます。特に外部からの圧力に頼っているとされるフジテレビの対応が問題視されています。視聴者やスポンサーの信頼回復のためには、今後のフジテレビの経営方針やガバナンスの見直しが求められています。

日枝氏の進退についてはまだ不透明ですが、フジテレビの将来において彼の存在がどのような影響を及ぼすのか、引き続き注目が集まっています。

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