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山梨県富士吉田市内の本町二丁目交差点で、富士山を背景に観光客が横断歩道で立ち止まり記念撮影をし、交通を妨げる様子が撮影されXに投稿され批判されています。この場所は絶景スポットとして人気ですが、過去にも同様のマナー違反が問題視され、市や警察は立て看板を設置し警備員を配置するなどの対策を講じてきました。しかし、観光客による交通への支障は依然として続いており、動画はネット上で話題となり拡散しています。
富士山絶景スポットで交通トラブルが発生
山梨県富士吉田市内の本町二丁目交差点が話題を呼んでいる。この交差点は、富士山の絶景が楽しめるスポットとして観光客に人気だが、観光客が横断歩道で記念撮影を行い、交通の妨害になっているとネット上で騒がれている。
動画がXに投稿され批判の声
2025年2月26日、Xに投稿された動画が問題の発端となった。この動画には、主に中国人団体客とみられる観光客が交差点でスマホを手に記念撮影をして車が通行できない状況が映し出されている。動画は14秒間で、「おい!」と誰かが叫ぶ声が聞こえる中で、観光客たちは記念撮影を続ける様子が捉えられている。
市の対策と観光地としての人気
本町二丁目交差点は、「本町通り」と呼ばれるレトロな街並みとその奥にそびえる富士山が外国人観光客に人気の撮影スポットとなっている。しかし、多くの観光客が横断歩道で足を止めて撮影を行うことで、交通の妨げになるという問題が指摘されてきた。
市や警察は、観光客に立ち止まらないように呼びかける立て看板を設置したり、警備員を配置したりといった対策を講じている。また、2024年3月末には交差点に下吉田観光案内所が設置されるなどの取り組みも行われている。
観光客のマナーは改善されるのか
これらの対応にもかかわらず、依然として観光客のマナーは問題視されている。今回の動画騒動を通じて、さらに効果的な解決策が求められていると言えるだろう。
観光地における撮影スポットの活用と、地域住民や車両にとっての安全確保のバランスをどうとっていくのかが、今後の課題となる。本町二丁目交差点が、観光と交通の調和を図るためのモデルケースとなることが期待される。