横峯さくら選手の挑戦と彼女に影響を与えた存在
優秀なゴルファーたちと過ごした日々
TOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」では、藤木直人さんと高見侑里さんがパーソナリティを務め、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人々のストーリーを紹介しています。今回はプロゴルファーの横峯さくら選手がゲストとして参加しました。
横峯選手は1985年生まれの鹿児島県出身で、8歳からゴルフを始めました。彼女は小学生で全国大会に優勝し、2004年にプロテストに合格。2005年の「ライフカードレディスゴルフトーナメント」で初優勝し、2009年には賞金女王に輝きました。
同世代のゴルファーたちとの関係
横峯選手は、同世代の宮里藍さんや上田桃子さんといった選手たちと切磋琢磨してきました。彼女たちの引退について、「寂しさはあるが、新しい人生を応援したい」と語っています。同世代のプロゴルファーが女子ゴルフ界に大きな変化をもたらしたことに誇りを感じているようです。
アメリカツアーへのチャレンジ
30歳でアメリカツアーに参戦することを決めた横峯選手は、当初「30歳でゴルフをやめる」と決意していました。しかし、夫の一言がきっかけで再び情熱を取り戻し、アメリカの予選会に挑戦。そして2015年からアメリカツアーに参加することになりました。
ゴルフとの関係とその変化
ゴルフを始めた動機は家族と一緒に過ごすためでしたが、次第にゴルフそのものにやりがいを見出していきました。しかし、「もともとゴルフが好きではなかった」と自認する彼女は、家庭とゴルフのバランスを取りながら新しいステージで輝いています。
アメリカツアーの環境と影響
横峯選手が驚いたことの一つは、アメリカツアーが選手に対して用意している働きやすい環境です。特に託児所の存在は、子持ちのプロゴルファーがキャリアを続けやすい環境を提供しており、日本とは異なる制度に感銘を受けました。彼女は日本ツアーにも同様の施設が整うことを強く望んでいます。
未来のゴルフ界に向けて
横峯選手は、自身が主催する「PLEIADES CUP 横峯さくら DREAM GOLF LADIES 2023」で託児所を設置しました。子育て中のプロゴルファーが競技に参加しやすい環境を整える一歩として、その重要性を訴えています。
横峯さくら選手はこれからもゴルフ界に多大な貢献をし続けることでしょう。彼女の新たなる挑戦とその努力に目が離せません。