「すっぴんを見られたくない」コント風動画に賛否　日本郵政は削除「意見を真摯に受け止めた」: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた

2025年3月7日

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日本郵政が投稿したコント風動画が「女性をバカにしている」と一部で批判され、動画は削除されました。内容は郵便配達員と、すっぴんを見られたくないという理由でドアを開けたがらない女性客のやりとりを描いています。女性客はマジックハンドを使って小包を取ったり、配達員に振り向かないよう指示したりと、コミカルな状況が続きますが、批判を受けた日本郵政は「様々なご意見をいただき、真摯に受け止めた」とコメントを発表しました。

郵便配達コント動画に批判続出、日本郵政が動画を削除

背景

日本郵政が投稿した、とあるコント風動画が話題になっています。この動画では、郵便配達員と女性客というシンプルな設定の中で、女性客が「すっぴんを見られたくない」という理由でドアをなかなか開けないシーンが展開されます。しかし「女性をバカにしている」といった批判の声が一部で上がり、最終的には日本郵政がこの動画を削除する事態に。そんな中で「言いがかりでは？」との反論もあり、意見が割れている模様です。日本郵政は、公式Xで「様々なご意見をいただき、真摯に受け止めた」とコメントしています。

動画の内容

郵便配達員と女性客のやり取り

動画は「郵便です～！」と玄関で声をかける男性配達員のシーンから始まります。しかし、女性客は顔が見えないようにドアを少しだけ開けます。「すみません、ちょっと見られたくないんで」と女性が述べると、配達員は「あっ」と驚きつつも、ドアは閉められてしまいます。再度ドアが開かれると、女性は右手に持ったマジックハンドで小包を掴もうと試みます。しかし配達員は、「印鑑かサインお願いできますでしょうか？」と求め、ここで女性は「今、すっぴんなので見られたくないんです」と理由を明かします。

ドア越しの応酬

「もうちょっと下がってもらってもいいですか？」と女性から要求されると、配達員は困惑しつつも、床に小包を置きます。さらには「体を壁向きにして」と注文され、それにも従う配達員。しかし、女性はなおも警戒を解きません。「いーや、もう信じられない」といった応酬がしばらく続きます。

最後には、女性が手鏡を取り出し配達員を確認。そして「そこから絶対に何があっても見ないで下さいね」と約束させます。ようやく女性がしゃがんで小包を取り、名前を書く場所を配達員が示すと、「あ、ウソつき！」とドアを再び閉めてしまいます。最終的に、ドア越しにサインとボールペンをマジックハンドで出し、動画は「ありがとうございました」と配達員が礼を言って終わります。

賛否両論

この動画には反発もありましたが、多くの人がこの状況をどのように見るかで意見が分かれています。「女性をバカにしている」という批判の声に対し、ユーモラスな意図を理解したうえでの「言いがかりでは」という反論も少なくありません。結果として、日本郵政は動画を削除という対応に至りますが、こうした意見の分裂は今後の企業活動においても重要な教訓となるでしょう。