日本で空前のブームとなった『鬼滅の刃』
五感組・柱・十二鬼月と魅力的かつ強いキャラクターがたくさん出てきますが、今回は鬼殺隊最高位である『柱』9人の強さをランキング形式でお伝えしていきます!
なお、『痣』『赫刀』『透き通る世界』の3大ブーストを考慮しており、あくまでも非公式のランキングとなりますのでご容赦ください。
鬼滅の刃『柱』と、痣・赫刀・透き通る世界
鬼滅の刃の世界には、人を喰うことで生きながらえる『鬼』と、人間による鬼を討つ特殊部隊『鬼殺隊』があります。
数百名の隊士が所属する鬼殺隊には階級が10段階あり、その最高位が『甲(きのえ)』にあたります。
出典:book-wiz
そして、甲隊士の中でも十二鬼月討伐経験のある、特別優れた剣士に与えられる称号が『柱』です。
厳密には…
- 階級が『甲』であること
- 十二鬼月を討伐しているor鬼を50体討伐していること
この2つを満たすことが『柱』になる条件ですが、鬼滅の刃に登場する9人の『柱』は皆十二鬼月討伐経験があります。
『痣』『赫刀』『透き通る世界』
『痣』『赫刀』『透き通る世界』は、柱の強さランキングを考える点で非常に重要なポイントとなってくるので、ここで解説させて頂きます。
鬼滅の刃の世界では、基本的に人間より鬼の方が強く、生物的に優れています。
特に十二鬼月の「上弦の鬼」の強さは飛び抜けており、上弦の強さは少なくとも柱3人分と言われています。
上弦の弐・童磨
出典:カズリリィ
最強の称号を持つ柱でさえ、一人では上弦には歯が立たず、これまで多くの柱が上弦の鬼に殺され、喰われてきました。
そんな柱たちが、上弦との戦力差を埋めるために得た3つの“ブースト”が『痣』と『赫刀』と『透き通る世界』なんです。
痣
『痣』は顔か上半身のどこかに浮かび上がる紋様のようなもの。
冨岡義勇のと不死川実弥の頬に浮かんだ『痣』
『痣』が発現することで得られるメリットは主に2つ。
- 身体能力が飛躍的に上がる
- 回復力と、毒やダメージへの耐性が飛躍的に上がる
これにより、鬼との間にある圧倒的な身体能力の差を埋め、さらに驚くほどの“しぶとさ”を見せます。
痣を発現するためには、近くに“痣者”がいなければなりません。
その最初の“痣者”が竈門炭治郎であり、共鳴するように他の柱たちも発現させました。
『痣』を発現すると心拍数は200以上となり、体温は39度を超えます。
逆に言うと意図的に心拍数200・体温39度以上にできれば『痣』は発現します。
ところが、『痣』の正体は『寿命の前借り』であり、痣者は25歳までに死ぬというトンデモないデメリットがあります。
残り数十年分の寿命を前借し、身体能力と回復力を異常なまでに向上させる。それが『痣』です。
赫刀(かくとう)
『赫刀』は、字のごとく刃を赫(あか)くすること。
日輪刀は使う“呼吸”ごとに色が異なります(例えば水の呼吸であれば青色、炎の呼吸であれば赤色、雷の呼吸であれば黄色)が、使う呼吸に関係なく刃は赫くできるのです。
出典:マンガふりかけ
鬼は『赫刀』で斬られると以下のような状態になります。
- 赫刀で斬られた部位の再生力が著しく下がる
- 焼けるような激痛が走り、明確にダメージを負う
鬼は腕や胴体を斬られても痛がらないし、すぐに再生します。
しかし赫刀で斬られるとしっかりと激痛が走り、なかなか再生しません。
出典:マンガふりかけ
この『赫刀』の正体は、温度の上がった刀です。
作中では、以下の3通りの方法で炭治郎や柱たちは『赫刀』に至りました。
- 禰豆子の血(血気術『爆血』)で刃を燃やす
- 二つの日輪刀をぶつけ合わせる
- 万力の握力で刀を握る
基本、自力で『赫刀』にするには、死の淵に追い込まれて発揮する万力の握力で握り締めるしかありません。
作中でも、『赫刀』は死の淵に追い込まれて開けることが出来る扉と言われています。
透き通る世界
『透き通る世界』は、鬼や人間の身体が透けて見える状態に至ることです。
『全集中の呼吸』を極めた剣士がに行き着く“領域”であり、アスリートでいうところの「ゾーンに入った状態」のようなもの。
伊黒小芭内が『透き通る世界』に至った瞬間
出典:ムダスレ無き改革
「人は耳を澄ますときに、目を閉じる」のに似ていますが、必要な情報だけを集中して“感じ”、不要な情報はシャットダウンします。
同じ動作・技を幾度も繰り返すことで体に染みつき、無駄な動きが削ぎ落され、やがて最小限の力で最大限の力を発揮することが出来るようになります。
そうして技を極め、集中力を極めると、不要なものが削がれてだんだんと頭の中が透明になってくるのです。
出典:日々の知りたいこと
この状態になると、『痣』発現状態よりもさらに身体能力が向上し、以下のような状態になります。
- 時間がゆっくり進み、相手の動きがすごく遅く見える
- 相手の筋肉や骨、血管、血流が見えるようになる
- 筋肉や血流のわずかな動きを見て、攻撃の先読みが出来るようになる
- 殺気や闘気を消すことが出来るため、気配を悟られなくなる
上弦の並外れた戦闘速度にもついていけるようになり、筋肉や血流の動きを見て「攻撃の先読み」が可能になります。
さらに闘気や殺気に敏感な上弦にその気配を悟らせず、刺客からの攻撃を当てやすくなります。
鬼滅の刃・鬼殺隊『柱』強さランキング!
ここまで『痣』『赫刀』『透き通る世界』の3大ブーストについて解説していきましたが、これらに一つも至らなかった柱もいれば、3つ全てコンプリートした柱もいて、それにより戦闘力が大幅に変わってきます。
今回のランキングでは、そのキャラの作中での「最高到達点」を戦闘力と考え、手足の欠損は戦闘力に反映していません。
第9位 胡蝶しのぶ
第9位は、「蟲の呼吸」の使い手である蟲柱・胡蝶しのぶです。
出典:オタマート
体格に恵まれず、鬼の頸が斬れないが鬼を殺す毒を扱う作中唯一のキャラです。
炭治郎が初めて参加した柱合会議での御館様のセリフから、しのぶさんも十二鬼月の下弦を倒して柱になっています。
那多蜘蛛山編では、累の姉を「蝶ノ舞 戯れ」で瞬殺。
累の討伐は冨岡義勇さんに「先を越された」という言い方をしたことからも、やはり下弦の鬼であれば簡単に殺せる実力はあると思われます。
無限城編では姉・カナエを殺した因縁の敵である上弦の弐・童磨と対峙。
出典:ごちゃんがブログ
蟲の呼吸を惜しみなく使い毒を叩き込みましたが、あっさりと分解されてしまい敗北。最後は童磨に吸収されてしまいました。
童磨からは「姉より剣の才がない」と言われたものの、「今まで会った柱で一番速い」「頸が斬れたら俺を殺せたかも」とその実力を評価されていました。
童磨以外の上弦にしのぶの毒が効くかは分かりませんが、上弦の陸・妓夫太郎もクナイの毒を分解するのが早かったことから、しのぶの毒は上弦を殺せないと判断。
『痣』『赫刀』『透き通る世界』のどれにも至っていないこともあり、第9位に位置付けました。
第8位 宇髄天元
第8位は、「音の呼吸」の使い手である音柱・宇髄天元。
出典:RENOTE
身長198センチ・体重95キロと体格に恵まれており、腕相撲勝負では柱で2番目だったことからフィジカル面は非常に優れています。
斬撃に爆発を伴う双剣を扱い、さらに“元忍び”として隠密性や耐毒性も持ち合わせています。
上弦の陸・堕姫の首を一瞬で切り落とし、その後出現した妓夫太郎を相手にしながらもう一度堕姫の首を切り落としています。
堕姫は宇髄に「お前は上弦じゃない。弱すぎる」と言われましたが、過去に柱を7人食っている強敵です。
そんな宇髄ですが、本当のストロングポイントは指揮官能力にあります。
妓夫太郎を相手にしながら炭治郎、伊之助、善逸に指示を飛ばし、さらに嫁(くノ一)3人と抜群の連携を見せるなど集団戦闘において力を発揮する人物です。(戦闘計算式『譜面』についての説明は長くなるので省きます)
総力戦でもってギリギリ上弦の陸の討伐に成功しましたが、伊黒小芭内からは「たかが上弦の陸との戦いで…」と言われてしまいました。
さらに、「お前程度でも」とか言われてしまっています。
出典:マンガモア
また、煉獄杏寿郎や時透無一郎に対し、自分の方が劣っているかのような趣旨の発言をしていることから、柱の中では下位の実力だと思われます。
『痣』『赫刀』『透き通る世界』のどれにも至っていないことからも、第8位に位置付けました。
第7位 甘露寺蜜璃
第7位は、「恋の呼吸」の使い手である恋柱・甘露寺蜜璃です。
出典:RENOTE
常人の8倍もの筋肉密度があり、並みの男性隊士よりかは力はあります。(腕相撲勝負では柱6位)
さらに全身の筋肉を硬直させることで、上弦の肆・半天狗の分身体「憎珀天」が繰り出した『共圧鳴波』を至近距離で食らっても耐える(常人であれば肉の形すら残らない)という、並みはずれた防御力を見せました。
「恋の呼吸」は型の一つ一つが大技で、しなやかな鞭状の日輪刀から繰り出される斬撃速度は音柱・宇髄天元をも超えると言われています。
上弦の肆・半天狗戦では『痣』を発現し、炭治郎・玄弥を守りながら憎珀天の猛攻を単身でしのぎました。
鬼舞辻無惨戦では、ダメージを負いながらも終盤まで生き残り、ラスボス討伐に貢献しました。
しかし、甘露寺蜜璃は現状把握能力や敵の分析能力に欠け、頭脳面では他の柱に一歩劣ります。
憎珀天が半天狗の本体ではないことを知らないまま突撃したり、新上弦の肆・鳴女の血気術を知らないまま突撃し、伊黒に「よく見て、よく考えて冷静にいこう」と諭される場面も。
出典:マンガモア
無惨戦でも、悲鳴嶋・冨岡・不死川・伊黒に比べて「ついていけていない感」があり、柱上位には及ばないかなと受け取れます。
『痣』は発現しましたが、『赫刀』『透き通る世界』には至っておらず、第7位に位置付けました。
第6位 時透無一郎
第6位は、「霞の呼吸」の使い手である霞柱・時透無一郎です。
出典:RENOTE
刀を握ってわずか2ヵ月で柱に昇格した天才剣士で、伸びしろで言えば柱ナンバーワン。
天才的な剣術だけではなく、時透無一郎のストロングポイントは「高速移動術」にあります。
15巻の柱稽古では、隊士たちに「高速移動」の稽古をつけていたことから、時透は「戦闘速度」に秀でた剣士であることが伺えます。
上弦の伍・玉壺戦では『痣』を発現後、壺と壺を瞬間移動する玉壺の首に刃を掠めました。
出典:マンガモア
最後は覚醒した玉壺の速度をも上回り、漆の型・朧で決着をつけ初の上弦単独撃破を成し遂げました。
上弦の壱・黒死牟戦では『痣』を出し、漆の型・朧を繰り出すも全く歯が立たず、すぐに戦闘不能に。
しかし死に際に『透き通る世界』と『赫刀』を自力で発現。さらに黒死牟に決死の一撃を与え、討伐に大きく貢献しました。
時透は『痣』『赫刀』『透き通る世界』全てに至っただけではなく、自力で至ったというのが評価すべきポイントではあります。
ただ、『赫刀』と『透き通る世界』は死に際に一瞬だけ至った程度であり、序盤から発現&持続的に保つことは不可能です。
故に、どの程度アドバンテージとして考えていいかは迷うところ。
悩んだ末、時透無一郎を第6位に位置付けました。
第5位 煉獄杏寿郎
第5位は、「炎の呼吸」の使い手である炎柱・煉獄杏寿郎です。
出典:日経doors
無限列車編では乗客200人を守りながら、下弦の壱・厭夢の討伐に大きく貢献。
個の戦闘力だけではなく、リーダーシップや指揮官能力、圧倒的な精神力も評価すべきポイント。
列車内では煉獄が移動するだけで、爆音とともに車両がうごめくほどの破壊力があります。
基礎戦闘力が非常に高く、欠点らしい欠点はない上で特に攻撃面に秀でた剣士だと分析。
上弦の参・猗窩座戦では腕や胴体に斬撃を与えるシーンが多く、「練り上げられた闘気」「素晴らしい斬撃」「素晴らしい反応速度」と評されるシーンも。
他にも「至高の領域(=透き通る世界)に近い」とも言われたり、何度も鬼に勧誘されたりと、数多くの柱を葬ってきた猗窩座から絶賛されました。
最後には猗窩座を首を半分切り、あと少しで切断or日光で焼殺というところまで行きました。
驚くべきは、これらは『痣』『赫刀』『透き通る世界』全てなしの状態でのこと。
ただ、猗窩座の腕が抜けなくなったのは半分はアクシデント的なものであり、あれを煉獄の純粋な戦闘力としてカウントすべきかは疑問に思うところではあります。
時透無一郎との比較
正直、時透無一郎と煉獄杏寿郎の順位付けにはかなり迷いました。(同率が許されるなら同率にしたい…泣)
出典:amazon
そもそも直接比較できる要素がほぼないので、お互いのストロングポイントを照らし合わせ、最後は私の主観・感覚で煉獄を第5位にした感じです。
『痣』『赫刀』『透き通る世界』なしで考えれば煉獄の方が圧倒的に上だと思われます。
しかし、時透は3つのブースト全てを自力で至り上弦の伍・玉壺を単独で撃破。さらに黒死牟に勝利の起点となる一撃を叩き込んでいます。
- 『痣』を出した時透が、煉獄以上に猗窩座と善戦できるか?
- 煉獄がブーストなしで黒死牟と対峙した時、時透ほどすぐにやられてしまうか?
この2点で考えた時に、わずかに煉獄の方が上かなぁ…と。
最後はあくまで私個人の感覚になりましたが、煉獄杏寿郎を第5位に位置付けました。
第4位 冨岡義勇
第4位は、「水の呼吸」の使い手である水柱・冨岡義勇です。
出典:鬼滅の刃公式サイト
那田蜘蛛山編では下弦の伍・累を瞬殺。
水の呼吸が「あらゆる敵・状況にも水のごとく柔軟に対応できる呼吸法」であるように、冨岡もまた万能で欠点らしい欠点がない優れた剣士となっています。
その上で特筆すべき点は、拾壱の型・凪による絶対的な「防御力」
累の切り札的な技・血気術『刻糸輪転』を余裕で無効化。さらに煉獄を負傷させた猗窩座の『破壊殺・乱式』や、鬼舞辻無惨の攻撃すら『凪』で捌いています。
出典:ねいろ速報
猗窩座の『破壊殺・終式・青銀乱残光』だけは捌ききれなかったものの、致命傷は防ぐことが出来ました。
炭治郎のわずかな動きから何の型を繰り出すか察知し、かぶらないように自らも最適な型を選択したり、味方のピンチに素早く助太刀に入ったりと、抜群の連携能力もあります。
猗窩座戦では『痣』を発現。一時的に猗窩座の速度を上回り、ほぼ互角の戦いに。
1対1の戦闘中に2度も首に刃を掠めて「あと少し」のところまで待ち込みました。
出典:マンガモア
炭治郎もいたとはいえ、煉獄を殺した猗窩座を相手に致命傷を負うことなく勝利した点は評価できます。
猗窩座は、煉獄ほど冨岡に「鬼になれ!」と勧誘したり、褒めちぎったりはしませんでした。
しかし、冨岡の『痣』発現後、明らかに猗窩座の口数が減り、表情も若干引き締まって戦っていることから、「無駄口を叩く余裕がなくなっていたのかな?」と解釈することも出来ます。
鬼舞辻無惨戦では折れた刀で猛攻をしのぎ、不死川実弥と2人で『赫刀』に至りました。
無惨戦を最後まで戦い、その後鬼化した炭治郎とまで戦かった唯一の柱です。
『透き通る世界』には至らなかったものの、『痣』と『赫刀』を発現。
柱の中で最も多くの戦いを経験し生き残った点を評価して、第4位に位置付けました。
第3位 伊黒小芭内
第3位は、「蛇の呼吸」の使い手である蛇柱・伊黒小芭内です。
出典:ST channel
本格的な戦闘は鬼舞辻無惨戦のみ。ラスボス戦までほとんど戦闘描写がなかったため、強さもキャラクターも謎に包まれていました。
そんな伊黒の最大のストロングポイントは「剣術」
15巻の柱稽古では隊士たちの「太刀筋矯正」を担当しましたが、彼の太刀筋は蛇のように曲がりくねり変幻自在な軌道を描きます。
柱稽古での伊黒小芭内vs竈門炭治郎
出典:http://newstisiki.com/archives/36071
無惨戦では、地上に出てすぐの老化が進んでいない無惨の首に刃を通したり、何度も斬撃を食らわせるなど、圧倒的な剣技・テクニックを見せつけました。
『痣』と『赫刀』の発現、そして無惨の腕や胴体を斬った回数から、柱の中で最も無惨にダメージを与えた人物となりました。
『赫刀』は万力の握力により自力で発現させることに成功。さらに悲鳴嶋の一言で『透き通る世界』にも至り、3つのブースト全てを自力で至りました。
ただ、死の淵に追い込まれなければ『赫刀』にできず、酸欠で失神するリスクもあること。また『透き通る世界』もほんの一瞬だけので、どの程度アドバンテージなるかは難しいところです。
出典:あにこみっ!
炭治郎と初の共闘で見せた連携能力や、仲間のピンチに素早く助けに入れる視野の広さ。
加えて無惨の触手の「吸い込み」に気づき、鎹烏からの少ない情報で『赫刀』にする方法を見抜いた分析能力など、頭脳面や集団戦闘能力の高さも目立ちます。
他の柱と違い、伊黒は無限城でほぼ出番がなく、体力フルの状態で無惨と戦えたという点は考慮しなければいけません。
また、伊黒は体格が小さいためパワーで劣り、毒の巡りが早いといった弱点もあります。
しかし、それらを差し引いてもスペックは高さと無惨戦での活躍から、第3位に位置付けました。
第2位 不死川実弥
第2位は、「風の呼吸」の使い手である風柱・不死川実弥です。
出典:Real Sound
無限城で上弦の壱・黒死牟と、その後地上で鬼舞辻無惨と戦い、生き残りました。
そんな不死川のストロングポイントは以下の4つが挙げられます。
- 全てが荒々しく、とにかく強い
- 荒々しさの中にも「器用さ」がある
- 不死身か?と思うほどの生命力・タフさがある
- 「稀血の中の稀血」で、鬼を酩酊させられる
弱点らしい弱点はなく、万能な上で特に攻撃面のステータスが高い剣士と言えます。
出典:超ジャンプ速報まとめ
戦闘経験の豊富さもあり、時透無一郎が食らった黒死牟の攻撃を不死川は防ぐことができました。
落ちてる刀を足で扱ったり、南蛮銃を拾って防御に転用したり、刀を咥えて火炎瓶を着火し敵を燃やしたりと、荒々しさの中にも器用さがあります。
さらに、スライディングで黒死牟の股下をくぐったり、側面から折られそうになった刀を刃を立てて押し返したりと、「そんなことできる!?」といった動きを見せます。
黒死牟に腹を切り裂かれ、指2本を欠損し、最後は意識を失いながら刀を振るったり…。無惨に毒入りの攻撃を食らい続けても最後まで生き残ったりと、不死身(?)の生命力の持ち主です。
黒死牟からも「やりおる」「おそらく柱の中でも実力上位」と評価されたりしています。
出典:JUMP MARK
そして、不死川は「稀血の中の稀血」の持ち主。
元下弦の壱・姑獲鳥は、稀血だけでほぼ戦闘不能にまで陥りました。(黒死牟・無惨にはほとんど効かなかった)
無惨戦では登場してすぐ無惨を縦に一刀両断し、無惨が消滅するまで戦い抜きました。
『痣』を発現し、『赫刀』は自力ではないものの発現。
『透き通る世界』には至れませんでしたが、その圧倒的な戦闘力から第2位に位置付けました。
第1位 悲鳴嶋行冥
第1位は、「岩の呼吸」の使い手である岩柱・悲鳴嶋行冥です。
出典:カズリリィ
身長2メートル超えの巨体から繰り出される破壊的な攻撃と、その巨体からは信じられないほどの俊敏性があります。
伊之助から「鬼殺隊最強」と言われ炭治郎もそれに賛同。黒死牟からも「これほど練り上げられた剣士を拝むのは300年ぶり」と言われています。
他の柱からも一目置かれ、柱合会議ではリーダー的なポジションにあります。基本タメ口の不死川・伊黒でさえも悲鳴嶋には「さん付け&敬語」になります。
出典:マツコラム
黒死牟戦では不死川と共闘しながら追い詰め、身体の欠損や重傷を負うことなく討伐に成功しました。
途中、『痣』と『透き通る世界』に至り、黒死牟の攻撃をかわして死角からカウンターを食らわすシーンも。
無惨戦では鉄球と手斧をぶつけ合わせて『赫刀』に至り、3つのブースト全てを自力で至りました。
敵・味方ともに「鬼殺隊最強」と認め、3つのブースト全て自力で至ったことからも、悲鳴嶋が第1位で納得でしょう!
鬼滅の刃・鬼殺隊『柱』の強さランキング!【まとめ】
『痣』『赫刀』『透き通る世界』を考慮した上で、鬼殺隊『柱』メンバーの強さをランキング形式で発表しました。
出典:フォーティーズログ
まとめると順位は以下のようになります。
- 悲鳴嶋行冥
- 不死川実弥
- 伊黒小芭内
- 冨岡義勇
- 煉獄杏寿郎
- 時透無一郎
- 甘露寺蜜璃
- 宇髄天元
- 胡蝶しのぶ
個人的には甘露寺と宇髄の順位、煉獄と時透の順位、伊黒と冨岡の順位で迷いました。
特に痣・赫刀・透き通る世界のどれにも至っていないけれど猗窩座と激戦した煉獄と、3つ全て自力で至った時透ではどちらが上になるかが本当に難しかったです。
できる限り原作の情報をもとに順位付けをしてみましたが、どうしても直接的な比較ができない部分は私個人の感覚により決めさせていただいています。
トップ画像の引用:漫画ネタバレ777