5月28日に小室圭さんの近況についての記事が出されました。
『NEWSポストセブン』の記事によると、
小室圭さんはアメリカでの滞在期間を延ばすために『E-2ビザ(通称:投資家用ビザ)』を取得するための準備をしているという。
この記事のタイトル前半部分が『小室圭さん、投資家転身か』となっていることもあって、
あたかも弁護士になることを投げ捨てて投資家へ転身したかのような誤解を国民に与えているし、
週刊誌側も(アクセス数を稼ぐために)国民の感情を煽ろうとわざとそうしているようにも感じます。
そこで今回は、
小室圭さんは弁護士を諦めて『投資家転身』したのではなく、自ら弁護士事務所を立ち上げて経営する『起業家転身』した可能性が高いことについてお伝えしていきます!
「小室圭が投資家ビザ取得へ」をチェック
まずは、小室圭さんの投資家転身疑惑に関する記事の内容をチェックしていきます。
まあ簡単に言うと、
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こんな感じの内容になっています。
ただ『NEWSポストセブン』は、国民の感情を逆立たせるためにあえて「小室圭さんがクズに見えるような書き方」をしています。↓
小室さんは、眞子さんの資産を握りしめて投資家になる算段なのでしょう」(宮内庁関係者)
引用:NEWSポストセブン
最後の方には、こんな厭味ったらしい一言が添えられています。(しかも存在するのかどうかも分からない関係者証言)
その方がバズるしアクセスも稼げますからね。
『E-2ビザ(投資家ビザ)』とは?
「E-2ビザとはなんぞや?」と思った人は多いはず。僕もあまり知らなかったので調べました。
たしかに通称「投資家用ビザ」「投資家・駐在員ビザ」などと呼ばれているから、
これも「小室圭が投資家へ転身か!?」という誤解(?)を招いていると思います。
『E-2ビザ(投資家用ビザ)』とは超簡単にいうと、
アメリカで自分のお金で起業した人が取得できるビザです。
- アメリカで
- 自分のお金で
- 起業した人
という3点がミソになるわけですが、
もっと細かく言うなら「日本orアメリカの国籍を有している」「アメリカ国内で会社を設立している」「事業が実現できるだけの投資をすでにしている」「アメリカに設立された会社に、管理職や役員、あるいは専門知識・技能の持ち主として勤務している」など細かい条件があり、取得するときに厳しい審査があります。
ちなみに、有効期限は5年間です。
もうお分かりだと思いますが、
『E-2ビザ』でいうところの“投資家”というのは、自分のビジネスに自費で投資している人のことであり、
日本人がイメージしやすいパソコンの前にへばりついて値動きを見る「株式投資」「不動産投資」「FX」などをやっている人のことではありません。
ベンチャー企業などに投資して成長したら見返りをもらうエンジェル投資でもありません。
まあ小室圭さんの場合、資金はおそらく眞子さまの貯金になるので、“自費”と言えるのかどうかは怪しいところですが。(もちろん配偶者であり同一生計なので審査上問題ないかとは思います。)
小室圭は本当に『投資家』になるの?
さて、
週刊誌『NEWSポストセブン』が煽るように、小室圭さんは『投資家』に転身するのでしょうか。
部屋に引きこもり、パソコンの前で株や不動産の値動きに目を離さないような投資家…
あるいは、イケイケの若手起業家からプレゼンを受けて投資判断をし、その会社の成長分だけ見返りをもらうような『エンジェル投資家』になるのか。
Twitterを見る限り、
日本国民は小室圭さんが弁護士に道をあきらめて、
眞子さまのお金を使ってこのような投資家になるんだと誤解している(?)人が大勢いるように見えます。
小室圭さん、投資家転身……
弁護士試験落ちたのだから転身って….
もともと正社員として仕事してないでしょ….
結局国民が恐れていた事が起きただけ….
眞子さんへのお金であって、投資に回すための
お金じゃないと思うけど。
NYで生活していく為のお金じゃなかったの….— りく~モラ嫁の愚痴~ (@brikuhiriku) May 28, 2022
まあ、国民の大半は記事の中身なんて目を通さず、『E-2ビザ』とはなんぞや?と調べたりもせず、
記事のタイトルとTwitterで流れてきた情報だけでなんとなく判断するので、「小室圭投資家になるんかw」と思っても仕方ありませんが。
だけど『E-2ビザ』をググった人なら、
小室圭さんがいわゆる『投資家』になる可能性が低いことは分かるはずだし、週刊誌が国民を煽るために意地悪な書き方をしていることにも気づくはずです。
小室圭は弁護士事務所を営む「起業家転身」が正解か
では、小室圭さんは何のために『E-2(投資家用)』という種類のビザを取得するのでしょうか。
最も可能性が高いのは、「自分で弁護士事務所を設立し経営するため」です。
今年小室圭さんは2回目の司法試験に落ちてしまい、大手弁護士事務所にも不採用になってしまったというニュースがありました。
「大手弁護士事務所に就職する」という目標を叶える前にビザの期限が迫ってしまい、今は事実上の「無職」であるため、
どうにかアメリカに残ろうと思案した結果「自分で弁護士事務所を作る」という結論に至ったのではないでしょうか。
つまり『投資家転身』ではなく『経営者転身』である可能性が高いということですね。
本当に『投資家転身』の可能性もわずかにある…?
今までの主張を覆るようでアレですが、本当に『投資家』になる可能性もゼロとは言い切れません。
小室圭さんは昨年、大手法律事務所の事務員・助手として働いていましたが、業務内容はベンチャー企業の設立や、経営者や投資家への資金調達に関するものでした。
まぁ事務員・助手なのでそこまでガッツリ入り込んでいたわけでもなく、期間も短いので「経営者・投資家への資金調達」に関する知見が蓄積されているとは思えませんが、
そこで培った知識を活かして「投資家になる」と決めた可能性も、なくはないかなと。
いずれにせよ、
中学・高校の頃から弁護士に憧れてエリートコースを歩み、たくさんのお金を使い、世間からバッシングを浴びながらここまで来たのに、「弁護士を諦める」とは考えづらいです。
しかも「投資家」だって相当な知識がいるものなので、
であればこれまで知識を積み上げてきた弁護士の道を行く方が、遥かに人生上手くいく可能性が高いのは言うまでもありません。
『NEWSポストセブン』を始め、多くのメディアが小室圭さんの「投資家転身」を煽りますが、実際は弁護士事務所を立ち上げる「起業家転身」の可能性が高いことを、改めて強調しておきます。