INI髙塚大夢による「大夢の音楽自由研究」でマルシィの楽曲「ピリオド」に迫る
11人組のグローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」のメンバー、髙塚大夢(たかつか・ひろむ)さんがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! INI LOCKS!」。この番組は毎月第3週の月曜から木曜の22:18頃より放送されています。
新しい授業「大夢の音楽自由研究」
1月22日(水)の放送では、新しい音楽の楽しみ方を提案する授業「大夢の音楽自由研究」が行われました。この授業では、さまざまなアーティストの表現力を学び、その歌詞やメロディ、アーティストの歌い方など音楽の要素を深掘りしていきます。今回取り上げた楽曲は、3人組ロックバンド・マルシィの「ピリオド」です。
INIのメンバーが出演するTOKYO FMのラジオ番組「From INI」や、日本テレビ系のテレビ番組「INITIME MUSIC」にも登場しており、多くのファンにとっては馴染みのあるアーティストでしょう。髙塚さん自身も、ボーカルの吉田右京さんとプライベートで親交があり、彼らの音楽の魅力を語ってくれました。
「対比がこめられていてグッと来ました」
髙塚さんが「ピリオド」の中から特に印象的だと感じた歌詞を紹介してくれました。
「お揃いは増えていったのに 気持ちはズレていった戻らないほどに」というフレーズについて、彼はこれが失恋ソングであることを示唆しています。過去の思い出が形に残っていく一方で、気持ちはすれ違っていく様子がこの歌詞には表現されています。この対比に髙塚さんは心を打たれたと言います。
「本当に素晴らしいアーティストです」
続いて彼が注目する歌詞は「いつか私 二番目に好きな人のことを 運命と呼んでさ 上手くやっていくから 合鍵は返してね」という部分です。一番好きな人ではないけれど、二番目に好きな人と上手くやっていく選択をすることで、前に進もうとする姿が切ないと語りました。ただ切り替えるだけではなく、良い終わり方をしようという意志が伝わってくる歌詞です。
髙塚さんは、吉田右京さんの人間性にも触れ、彼がいかに素晴らしいアーティストであるかを改めて感じていると言います。
右京君の歌の表現力について
最後に、髙塚さんは吉田右京さんの歌の表現力を深掘りしました。特に「好きだよでもね、行き止まりだよこのままじゃ駄目なのずっとずっと分かってたよ」という落ちサビの部分に注目。この部分の歌い方には、感情の振れ幅が大きく表現されており、息混じりの声と力強い歌声の使い分けが絶妙です。この振れ幅によって曲全体にドラマ性が生まれ、リスナーを強く惹きつけます。
生徒と一緒に音楽を学ぶ
今回の新授業「大夢の音楽自由研究」を通じて、髙塚さんは自身が音楽を通して感じた「ここがすごい!」というポイントをリスナーと共有できたことに喜びを感じています。また、INIの新曲「Make It Count」がオープニングテーマとなっている現在放送中のアニメ「どうせ、恋してしまうんだ」のエンディングテーマをマルシィが担当しており、この意外なつながりも番組内で紹介されました。
これからも、音楽の魅力をリスナーと共に深掘りしていく授業が楽しみです。番組で取り上げて欲しい楽曲やアーティストがあれば、ぜひリクエストしてみてくださいね。
番組概要
- 番組名: SCHOOL OF LOCK!
- パーソナリティ: こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜〜火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜〜金曜
- 放送日時: 月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
- 番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/lock/