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俳優の遠野なぎこさんは、2025年1月28日に亡くなった経済アナリストの森永卓郎さんへの「謝罪と感謝の気持ち」をインスタグラムで明かしました。遠野さんは過去のテレビ番組で愛猫の話をして涙した際、森永さんから「新しい子を迎えた方がいい」と言われ、その時は強く反論してしまったことを悔やんでいました。その後、新しい猫を迎えた遠野さんは、森永さんに謝罪と感謝を伝えたいと思っていたものの叶わず、感謝の言葉と共に追悼の意を表しました。
遠野なぎこさん、森永卓郎さんへの謝罪と感謝
森永卓郎さんの訃報を受けて
2025年1月28日、俳優の遠野なぎこさんが、経済アナリストの森永卓郎さんの死去(享年67)を受けて、インスタグラムで自身の心境を明かしました。森永さんは原発不明がんのために同日に亡くなられたとのことです。
「もう一度お目に掛かって謝罪を」
遠野さんは、森永さんの訃報に際して「どうしてもどうしてももう一度お目に掛かって謝罪をしたい理由がありました」と書き出し、過去の出来事について語りました。
数年前、遠野さんは生放送中に亡くなった愛猫、悠くんと蓮くんの話をして涙を流してしまったことを振り返りました。その時、番組終了後、森永さんが「新しい子を迎えた方がいいですよ」と優しく声を掛けてくれたそうです。しかし、当時心に余裕がなかった遠野さんは、「そういう問題じゃないんですよ」と強い口調で反論してしまいました。
後悔と感謝の想い
その後、遠野さんは自身の言動を後悔し、森永さんが自分のことを思って言ってくれた優しさに感謝するとともに、自身の未熟さを反省しました。
「森永さんはとてもお優しい方であり、私のためを思って言ってくださったのに、私はなんて馬鹿なことをしたのだろう。そして昨年、愁くん(新たに迎えた猫)が来た時、次にお会いできる機会があれば絶対に謝罪と感謝の気持ちを伝えようと思っていました」と、森永さんとの再会を心待ちにしていたと語りました。
最後の言葉
しかし、その思いは叶わず「間に合いませんでした。森永卓郎さん、申し訳ありませんでした。そして、本当にありがとうございました。御冥福を心よりお祈り申し上げます」と、心からの謝罪と感謝の言葉を綴りました。
遠野さんの投稿は、多くの人々に感銘を与え、森永さんの温かい人柄がしのばれるものとなりました。また、彼女のように謝りたいと思っていたことが伝えられなくなった経験が、誰しも心に留まり、今ある関係を大切にしようという思いを新たにさせるきっかけとなるのではないでしょうか。