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2024年10月8日、日本維新の会の藤田文武衆院議員が新幹線でたこ焼きを食べる写真を投稿し、批判を浴びました。たこ焼きを購入した「道頓堀くくる」のパッケージには「新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います」との注意書きがあり、主な理由は商品のにおいが他の乗客への配慮を欠くためとされています。似た例として「551蓬莱」の豚まんもにおいを理由に批判されることがあるが、これらの食べ物が新幹線で禁止されているわけではありません。
新幹線での車内飲食をめぐる論争
新幹線での車内飲食を楽しみにしている人は多いですが、2024年10月8日に藤田文武衆院議員が投稿した内容が騒動を巻き起こしました。この騒動は、新幹線のテーブルに広げられたたこ焼きの写真と共に、「東京→大阪→東京へ、とんぼ返り。たこ焼きで腹ごしらえです」と投稿された内容を巡るものです。多くのXユーザーから批判が寄せられ、「新幹線で食べるな」「注意書きを無視するとは」といった声が上がりました。
なぜ反感が集まったのか
このような反感が生まれた背景には、「道頓堀くくる」で購入したたこ焼きのパッケージに貼られている注意書きが関係しています。注意書きには「新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います」と明記されています。投稿された写真には「道頓堀くくる」の割りばしが写っており、この注意書きを無視していると捉えられました。
公共交通機関での飲食におけるマナー
新幹線や他の公共の乗り物での飲食は法律で規制されているわけではありません。しかし、なぜこのような注意書きが存在するのでしょうか。その答えは「におい」にあります。2018年の『朝日新聞デジタル』の記事によると、「大阪のれんめぐり」を運営するJR東海の子会社は、においに関する苦情に配慮して、店舗に注意書きのシールを貼るよう求めたということです。
たこ焼きと豚まんが巻き起こす議論
藤田議員の投稿以前から、新幹線でたこ焼きを食べることはネット上でたびたび問題視されてきました。「たこ焼きテロ」とまで言われることもある他、大阪名物「551蓬莱」の豚まんも、同様ににおいが問題視されます。2018年1月に放送された『人志松本のすべらない話』では、タレントの春日俊彰さんが新幹線で豚まんを食べ、においが充満して周囲の乗客に怒られたエピソードが紹介されました。
まとめ
たこ焼きや豚まんの飲食は「禁止」されているわけではありませんが、不快に感じる人が多いため、公共の場では注意が必要です。乗客全体の快適な旅を心掛け、車内での飲食にはマナーを守ることが大切です。
(リサーチ班 大山雄也)