水戸市役所のトイレ案内表示が「非常に助かる」　当事者が絶賛…設置の経緯を聞いた: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた

2024年6月27日

引用元のJ-cast様はこちらから

水戸市役所の多目的トイレには、「右麻痺用」「左麻痺用」といった配慮がされており、これは非常に助かると称賛が寄せられています。YouTubeチャンネル「世界はサカサマ！」を運営するHirokiさんは、左片麻痺の自身の体験からこの配慮の重要性を強調しており、Xに写真や説明を投稿しました。市役所には、トイレのレイアウトが麻痺の左右に合わせて異なることが明示されており、事前に適切なトイレを選ぶことができるため、利用者にとって便利だと述べています。この配慮についてJ-CASTニュースが取り上げました。

水戸市役所の心温まる配慮：多目的トイレの「右麻痺用」「左麻痺用」表示

はじめに

2024年6月24日、多くの人々が注目する出来事がX（旧Twitter）で起こりました。それは、水戸市役所の多目的トイレにおける「右麻痺用」「左麻痺用」の表示に関する称賛の声です。この投稿をきっかけに、一部の人々の日常生活における困難が改めて浮き彫りにされました。その配慮の背景や影響について深掘りしてみましょう。

水戸市役所のトイレに見られる配慮

Xに投稿された写真には、水戸市役所の多目的トイレの案内表示が映し出されています。この表示では、車椅子利用者やオストメイト、おむつ替えに対応する設備のアイコンとともに、「右まひ」「左まひ」との文字が記載されています。これにより、多目的トイレを使用する際の利便性が大幅に向上しています。

「世界はサカサマ！」Hirokiさんの投稿

この投稿を行ったのは、YouTubeチャンネル「世界はサカサマ！」を運営するHirokiさんです。Hirokiさんは、脳出血（右被殻出血）の後遺症で左半身麻痺となり、その経験を元に情報発信をしています。彼の投稿には、水戸市役所の多目的トイレの写真が含まれており、左右麻痺の人々にとっての使い勝手の違いについて説明しています。

水戸市役所の対応の経緯

水戸市役所がなぜこのような配慮を行うに至ったのか、その経緯について詳しく調べました。市役所の担当者によれば、この表示は市民の声に応えたものであり、日常生活での不便を少しでも軽減しようとする試みの一環です。具体的な背景や検討過程については一般には公表されていませんが、この取り組みは大変評価されています。

麻痺の人々にとっての利便性

左麻痺用のトイレでは右側にトイレットペーパーや手すり、ウォシュレットや水洗ボタン、L字型の手すりが配置されています。一方、右麻痺用のトイレではこれらが逆に配置されています。Hirokiさんは投稿で、「これだけレイアウトが違っていたら逆だと使い辛いし、自分の障害に合わせたレイアウトがどこにあるのか、トイレの扉を開ける前にわかったほうが便利だよね」という重要なポイントを指摘しています。