Plastic Tree 想い出の詰まった街・市川で迎えた結成30周年“樹念” ツアーファイナル公演を振り返る | Musicmanのポイントをまとめてみた

引用元のMusicMan様はこちらから

Plastic Tree 結成30周年「樹念」スプリングツアー2024 レビュー

もくじ

はじめに

1994年に結成され、今年で30周年を迎えたPlastic Treeが、千葉県市川市で特別な一夜をファンと共に過ごしました。最新アルバム『Plastic Tree』を引っさげ、「樹念」と名付けられたツアーの最終公演が市川市文化会館・大ホールで行われました。

思い出の地・市川

Plastic Treeは結成当初、市川CLUB GIOを拠点に活動していました。現在は存在しないライブハウスですが、ここは彼らにとって特別な場所です。1995年にリリースされたファーストミニアルバムもGIO RECORDSから発売され、彼らの音楽キャリアの出発点となりました。

オープニングと新曲の披露

ライブの幕開けは最新アルバムからの「ライムライト」など、新曲3曲を収録順に披露。30年の経験を感じさせる見事なパフォーマンスで、会場のファンを魅了しました。

バンドの挨拶と市川への感謝

ボーカルの有村竜太朗は「市川はPlastic Treeが出発した場所です。30年経ってもこうして音を出せることに感謝しています」と挨拶。市川への特別な思いが込められた言葉に、会場のファンから大きな拍手が送られました。

初期の人気曲とバンドの進化

ライブ中盤では、初期の人気曲「twice」や「リラの樹」が披露されました。これらの楽曲は、Plastic Treeの音楽的なルーツを感じさせるものであり、彼らの30年にわたる進化を象徴しています。特に「twice」は、初めて作られたオリジナル曲で、今もなおファンに愛され続けています。

メンバーからの手紙

ツアー中の特別な企画として、メンバーが過去の自分に宛てた手紙が読み上げられました。この市川公演ではリーダーの長谷川正の手紙が有村竜太朗によって読み上げられ、過去の思い出が蘇ります。「1994年、市川CLUB GIOでのオールナイトイベントでの出来事」を振り返り、会場を笑いに包みました。

ノスタルジーと新鮮さの融合

新曲だけでなく、過去の名曲も随所で演奏された今回のライブ。30年間の音楽的な成長と変遷が感じられました。最新曲も過去の名曲も一体となり、Plastic Tree独自の世界観を楽しむことができました。

ラストを飾る名曲たち

本編のラストは「眠れる森」「メルヘン」「夢落ち」の3曲。深遠で幻想的な楽曲たちが並べられ、Plastic Treeの真髄を存分に堪能できるセットリストでした。聴く者の心を静かに、そして深く引き込む催眠的な音楽体験でした。

アンコールとダブルアンコール

アンコールでは「Ghost」で盛り上がり、ダブルアンコールでは「メランコリック」が演奏されました。ファンの間で人気の高いこれらの曲で、ライブはクライマックスを迎えました。

終わりに

有村竜太朗は「最高でした! 本当に楽しいツアーだった」と語り、バンドとしての充実感を見せました。30年という節目を迎えても、Plastic Treeは更なる進化を続けることでしょう。秋には続くツアーや特別公演も予定されており、ファンとの絆はこれからも深まっていくことでしょう。

この特別な一夜は、ファンにとってもバンドにとっても忘れられないものとなりました。30年間の歴史を持つPlastic Treeが、これからどのような音楽を届けてくれるのか、今後の活動に期待が高まります。

あなたにオススメ

読み終わったらシェアしよう!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ