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2024年のパリ五輪の開幕を前に、日本の卓球とボクシング代表選手団が7月18日、ANA機で羽田空港から出発した。一行はコロナ禍後に再開された第2旅客ターミナルの国際線施設から出発し、セレモニーで意気込みを披露した。卓球代表の6人中4人が初の五輪出場であり、早田ひな選手は「自分ができることを最大限発揮し、チーム一丸となって頑張りたい」と述べ、フランスとの時差に関わらず日本からの応援を呼びかけた。張本智和選手は「全種目でメダルを取る」と意気込んでいる。
パリ五輪開幕目前、卓球とボクシング日本代表が出発
2024年7月26日に開幕するパリ五輪へ向けて、卓球とボクシングの日本代表が7月18日の朝、全日空(ANA)機で羽田空港を出発しました。
出発セレモニーの様子
コロナ禍を経て2023年7月に運用が再開された第2旅客ターミナルの国際線施設から、卓球代表とボクシング代表の一行は出発しました。搭乗ゲート前で行われたセレモニーでは、選手たちがそれぞれの意気込みを披露しました。
手を振って飛行機に向かう張本智和選手
卓球日本代表の集合写真
ボクシングの日本代表
初めて五輪に出場する早田ひな選手
あいさつする岡沢セオン選手
卓球の平野美宇選手
卓球の張本美和選手
初の五輪に挑む早田ひな選手
卓球日本代表6人のうち、4人が初の五輪出場を果たします。その中でも注目される早田ひな選手(24=日本生命)は、以下のように意気込んでいます。
「緊張だったり不安もあると思うんですけど、自分ができることを最大限発揮して、選手6人、監督、そして日本チームのスタッフのみなさんの力を借りて、チーム一丸となって頑張っていきたい」
日本とフランスの時差は7時間あり、例えば男女シングルス1回戦や同3回戦は深夜3時にスタートする試合があるとのこと。それでも早田選手は笑顔で以下のようにコメントしました。
「日本とフランスは7時間の時差があると思うんですけど、ご都合が合う方は、日本からいっぱい応援してくださるとありがたいと思います。応援よろしくお願いします。行ってきます!」
張本智和選手の決意
21年の東京五輪で団体戦の銅メダルを獲得し、今回が2回目の五輪となる張本智和選手(21=智和企画)は、パリ五輪ではシングルス、早田選手との混合ダブルス、団体戦の3種目に出場します。東京五輪については「満足のいく結果ではなかった」と振り返り、次のように宣言しました。
「今回は3つの種目すべてでメダルを取れるように全力で頑張ります」