トニセン、V6や少年隊のヒット曲披露　「ずっとアイドルとして」全国ツアー完走で決意新たのポイントをまとめてみた

2024年7月20日

20th Century 全国ツアーファイナル公演レポート

神奈川県民ホールでの感動のフィナーレ

“トニセン”こと20th Century（坂本昌行、長野博、井ノ原快彦）が2024年1月19日、神奈川県民ホール大ホールにて全国ツアー「20th Century Live Tour 2024 ～地球をとびだそう！～」のファイナル公演を開催しました。この公演で、V6や少年隊のヒット曲を含む全27曲を披露しました。

「20th Century Live Tour 2024 ～地球をとびだそう！～」ファイナル公演の模様

ツアー初日からファイナルまでの振り返り

2024年6月4日から始まったこの9都市24公演のツアーは、多くのファンの心を魅了しました。まずは「トライアングル」でしっかりと歌声を届け、2曲目の「X,T,C beat」ではキレキレのダンスを披露するなど、序盤から幅広いパフォーマンスで会場を虜にしました。

ファンとの交流：感動の近距離パフォーマンス

「旅立ちの鐘」では、メンバーが客席に降りてパフォーマンスし、ファンとハイタッチするシーンも。至近距離での交流に、ファンから歓声が上がりました。

特別なアコースティックライブコーナー

昨年11月1日に原宿にオープンしたトニセンプロデュースの喫茶店「喫茶二十世紀」を再現したセットで行われたこの特別コーナー。喫茶店の店員スタイルの衣装でパフォーマンスし、「ある日願いが叶ったんだ」では、曲中に長野がUFOにさらわれるというユニークな演出に笑いが起こりました。

少年隊メドレーからV6の名曲まで

メンバーがかつてバックダンサーを務めた少年隊のヒット曲メドレーが始まると、会場の熱気がさらに上がりました。「What’s your name?」や「君だけに」など6曲を披露し、メンバーは「歌っちゃいましたね」「踊っちゃいましたね」「名曲本当に素晴らしい」「歌い継いでいけたら」などと感想を述べました。

その後、V6の名曲「WAになっておどろう」ではファンも手振りで参加し、会場は一体感に包まれました。

ギャラクシーソニックの世界へ

公演の後半では、宇宙最大のフェス「ギャラクシーソニック」（ギャラソニ）に招待されて出演するという遊び心あふれる展開。宇宙を感じさせるキラキラ衣装に身を包み、「MUSIC FOR THE PEOPLE」「Believe Your Smile」などのV6のヒット曲に加え、“カミセン”ことComing Centuryの楽曲「夏のかけら」「Theme of Coming Century」も披露しました。懐かしの楽曲たちに会場は大いに盛り上がりました。

最後には感動のアンコール

本編の締めくくりは「カノトイハナサガモノラ」。そしてアンコール1曲目の「ツラいチャプター」ではメンバーが再び客席に降りてパフォーマンスし、ファンとの距離をさらに縮めました。

メンバーからの感謝の言葉

長野博のコメント

「ライブってやっぱりいいですね。こうやって皆さんと会っていろんなキャッチボールができて、ライブってすごく大切な場所だなと改めて感じています。ライブという場所をこれからも大切に、できる限りステージに立ち続けていきたいなと思っています」としみじみと語りました。

井ノ原快彦のコメント

「これぐらいのステップでよければいくらでもできるので（笑）、ずっとできる限りアイドルとしてやっていきたいと思っています。気づけば歌って踊るアイドルとしては最年長になっちゃいまして、後輩たちがすごい頑張ってくれているので、僕らは地道にみんなとのんびりライブできたらなと思っています」と誓いました。

坂本昌行のコメント

「もう30年近く皆さんとともに時間を共有しているはずが、どんどん客席の声が若々しく聞こえて、すごいなと思いました。パワーの交換をし合うことでお互い持ちつ持たれつ、元気よくいきたいと思います」と話し、「偉大な先輩、そして素晴らしい楽曲たちがいるからこそ、僕らはステージに立たせてもらっているんだなとすごく感じました。これからも新しい楽曲はもちろんのこと、素晴らしい楽曲を皆さんにずっとずっと届けていけるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけました。

最後にファンへ感謝の歌を

3人の思いに大きな拍手で応えるファンたち。ラストは、井ノ原が「皆さんを思って歌いたいと思います」と述べてから、「あなたと」を心を込めて披露。温かい空気に包まれながら幕を閉じました。

20th Century メンバーからのコメント

坂本昌行

「今回のLIVEは、名曲たちの素晴らしさを感じながら、歌い踊りお客様と共に『地球を飛び出し!』トニセンワールド全開で楽しめました。」

長野博

「タイトル通りに地球を飛び出して宇宙に行くというストーリーでしたが、ファンの皆さんがそのストーリーを受け止めて下さり、無事にみんなで宇宙に行くことが出来ました（笑）。今回は昔の曲や先輩の曲を歌うことで改めて音楽の力を感じることができ、あっという間のツアーでした。これからもLIVEという場所を大切にしながら皆さんに曲をお届けしていけたらと思います。」