KDDI、Starlinkを活用して「山小屋Wi-Fi」を百名山など導入拡大　SNSでは「へぇ山小屋に」と驚きの声: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた

2024年7月21日

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KDDIは2024年7月12日に、ワイヤ・アンド・ワイヤレス社と協力し、衛星ブロードバンド「Starlink」を活用した「山小屋Wi-Fi」の設置場所を日本百名山を含む100か所の山小屋へ拡大することを発表しました。このサービスは、2023年に12か所から開始され、電波の届きにくい山小屋でも防災・天候情報の収集、連絡、SNS投稿、キャッシュレス決済、ネット予約などが可能です。新たに追加されるエリアには、日本アルプスの槍ヶ岳や穂高岳、北岳、赤石岳などが含まれます。利用料金は様々なプランが用意され、auユーザーには無料となるプランもあります。X上では「山小屋Wi-Fiが便利だ」との声が多く寄せられています。

山にWi-Fiがやってくる！KDDIが「山小屋Wi-Fi」を日本百名山へ拡大

KDDIは2024年7月12日、ワイヤ・アンド・ワイヤレス社の協力のもと、衛星ブロードバンド「Starlink」を用いた「山小屋Wi-Fi」の設置場所を100か所の山小屋に拡大すると発表しました。

KDDIは山小屋への「Starlink」の設置を拡大

防災情報や気象情報にアクセス可能

「山小屋Wi-Fi」の説明画像

安全性と快適さを求めて – 山のインターネット環境

Starlinkは、電源を入れてアンテナを空に向けるだけでインターネットに接続できる衛星ブロードバンドサービスです。イーロン・マスク氏率いるスペースXが提供するこの技術は、従来のインフラが整っていない場所でも安定した接続を実現します。

KDDIは2023年から、「山岳DX（デジタルトランスフォーメーション）」の一環として、山小屋での有料Wi-Fiサービス「山小屋Wi-Fi」を12か所で試験運用してきました。このサービスは、登山者に防災・天候情報の提供、家族や友人との連絡、SNS投稿、キャッシュレス決済、ネット予約といった多岐にわたる用途で重宝されています。特に電波が届きにくい山小屋では、大変好評を博しているのです。

今回の設置拡大により、日本アルプスエリアを中心とした約70か所の山小屋で「山小屋Wi-Fi」が利用可能となります。具体的には、以下のエリアでサービスが提供されます：

北アルプス：槍ヶ岳、穂高岳などの31カ所
中央アルプス：木曽駒ヶ岳などの5カ所
南アルプス：北岳、赤石岳などの23カ所

料金プランと利用方法

赤石岳避難小屋の公式アカウントによると、「2024年から山小屋Wi-Fiが入る予定です！auは無料です」との発表があります。利用料金は以下の通りです：

山小屋Wi-Fi（30日間）とpovo1GB（30日間）：1580円
山小屋Wi-Fi（24時間）とpovo0.3GB（15日間）：600円
Wi-Fiのみ（24時間）：600円
Wi-Fiのみ（2時間）：300円
auユーザー：無料

登山者の声 – 安全性が向上する

X（旧Twitter）上でも、「山小屋Wi-Fiいいなぁ～」「登山者にとってネットが使えるのは安全面考えてもいいサービスだなと思う！」「へぇ山小屋にスターリンク入れるのか」といったポジティブな声が多数寄せられています。山でのインターネット環境が整うことで、緊急時の連絡や情報収集が格段に容易になり、登山の安全性が大幅に向上することが期待されています。

KDDIの「山小屋Wi-Fi」拡大により、登山者の皆さんがより安心して山の自然を楽しむことができるでしょう。今後さらに多くの山小屋がこのサービスを導入し、登山の新しいスタンダードになっていくことを期待したいですね。