マイナ保険証のメリットを知ろう:専門家の解説
杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30~7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、様々なゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解く番組です。2024年12月2日以降、新しい健康保険証は発行されなくなる予定です。今回は「使ってよかったを実感しよう!マイナ保険証」というテーマで、厚生労働省 保健局 医療介護連携政策課 保険データ企画室 専門官の小菅望基人(こすげ・みきと)さんをゲストに迎え、マイナ保険証利用のメリットについて伺いました。
マイナンバーカードは健康保険証として利用可能
国民の約7割が所持するマイナンバーカードは、身分証明書としてだけでなく、引越し、出産・子育て、パスポートの申請・更新などの手続きをインターネット上で行える便利なツールです。また、健康保険証として利用登録をすれば「マイナ保険証」として活用することもできます。しかし、現時点で登録しているのはマイナンバーカードを持つ人の約8割にとどまり、まだ多くの人が登録を避けています。
2024年12月2日以降、新規の健康保険証は発行されず、現行の健康保険証は有効期限が切れると使えなくなる予定です。廃止後最大1年間は現行の保険証を引き続き使える措置が取られますが、最終的には「資格確認書」が交付されます。しかし、マイナ保険証への移行が推奨されています。
利用率が低い理由の一つは、昨年発覚したマイナンバーと健康保険証の紐づけ誤りです。この誤りの原因としては、人間による入力間違いや、パソコンの操作ミスがありました。小菅さんは「昨年に総点検がおこなわれ、確認と修正が完了しています。再発防止策も立てられています」と強調しています。
マイナ保険証のメリットを知ろう
マイナ保険証は通院時だけでなく、急な治療時やその他の場面でもさまざまなメリットがあります。
メリット①:データに基づいたよりよい医療が受けられる
マイナ保険証は、医療機関や薬局で顔認証付きカードリーダーを使って受付を行うため、本人確認が正確に行えます。さらに、過去に処方された薬や特定健診の情報を医師や薬剤師が確認できるようになります。これにより、初診の医療機関や薬局でも質の高い問診が受けられたり、適切な処方が受けられるようになります。
電子処方箋が導入されている医療機関でマイナ保険証を利用すると、さらに詳しい情報に基づいた医療が提供されます。電子処方箋により、過去の薬剤情報や直近の処方内容がリアルタイムで共有されるため、より適切な診断と処方が可能です。
メリット②:手続きなしで高額医療の限度額を超える支払いを免除
高額療養費制度を利用するためには事前の手続きが必要ですが、マイナ保険証を利用すると手続きなしで限度額を超える支払いが免除されます。これにより、突然の高額な医療費負担を避けることができます。
さらに、来年度からは救急車の救急隊員がマイナンバーカードを使用して患者の情報を確認できるようになるため、搬送先の選び方が一層効率的になります。また、電子カルテ情報の共有化も進められており、医療機関間で詳細な情報が共有できるようになるため、質の高い医療が期待されます。
番組のまとめ
「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」のエンディングでは、杉浦さんと村上さんが今回学んだ「マイナ保険証」について復習し、特に注目した点をピックアップしました。村上さんは「メリットがこんなにあったんだと改めて学びました」と語り、杉浦さんは「大きなメリットなので伝えたいです」と気持ちを込めて紹介しました。
今後の健康管理を考える上で、マイナ保険証の導入と活用は非常に有益です。小菅さんからのお勧めもあり、医療機関や薬局を訪れる際にはマイナ保険証をぜひ活用してみてください。
番組概要
- 番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
- 放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
- パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
- 番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/300007925
