山本耕史、「俳優人生の原点」『RENT』で感じた情熱の大切さ 全編英語で再び 完走後は新たな挑戦の可能性も のポイントをまとめてみた


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俳優・山本耕史、再び挑む『RENT』の魅力とその影響

撮影:蔦野裕

もくじ

『RENT』が俳優人生のターニングポイント

俳優・山本耕史は、幅広い役柄をこなし、その存在感で多くのファンを魅了してきました。10歳で舞台デビューして以来、数々のドラマや映画、舞台に出演してきた山本にとって、俳優人生の「原点」そして「ターニングポイント」となった作品が1998年に上演されたブロードウェイミュージカル『RENT』の日本語版初演です。今年の夏、その『RENT』が初の日米合同キャストで再上演されることが決定し、再び山本がマーク役で主演を務めます。今回は、その『RENT』が山本に与えた影響や、全編英語で挑む意気込みについて彼自身にインタビューしました。

ニューヨーク・イースト・ヴィレッジの若者たちの物語

『RENT』は、ニューヨーク・イースト・ヴィレッジに生きる若者たちの姿をビビッドに描いたロック・ミュージカルであり、そのピュリツァー賞やトニー賞受賞などでも高く評価されています。1998年の日本語版初演から26年が経過しましたが、今回の夏に東京と大阪で上演される日米合作バージョンは、マーク役の山本耕史、モーリーン役のクリスタル・ケイ、ロジャー役のアレックス・ボニエロ、エンジェル役のジョーダン・ドブソンといった豪華なキャストが集結します。

『RENT』が山本耕史に与えた深い影響

山本耕史は、『RENT』が自身の俳優人生に与えた影響について「『RENT』があったから今の自分があるというのは紛れもなく、自分が構成された一つのターニングポイントである」と語ります。彼は、子供の頃から演技を行ってきましたが、『RENT』に出会う前は、俳優という職業に対する強い意識はなく、学校に行く感覚で仕事をしていたといいます。しかし、『RENT』を通じて、自分がやりたいことはこれだと初めて実感したのです。

本気でぶつかり合うキャストとの共演

『RENT』の稽古では、キャスト同士が遠慮なく本気でぶつかり合いました。山本は「みんながバラバラの方向を向いていたけど、作品では一つとなる。『お前さっき音外していただろ』と共演者が言い合うような雰囲気は他の作品では経験したことがない」と振り返ります。作品作りには情熱が必要であり、厳しいながらも本音でぶつかり合うことが重要だと感じたそうです。

作品自体の持つ力強さ

『RENT』の物語は、満足していない若者たちが「俺はこんなもんじゃない」「私はもっとやれる」という思いを抱えながら、もがき苦しみながらも生き抜く姿を描いています。このテーマは、ミュージシャンやカメラマン、作家など、多くのクリエイターが共感することでしょう。大成功の物語ではなく、挫折や苦悩の中での生きる姿が、多くの人々に響くのです。

全編英語への挑戦「言葉の壁をどれだけ越えていけるか」

山本にとって、『RENT』は俳優人生における原点であり、今回は全編英語という新たな挑戦を迎えます。再びマーク役として出演が決まった時、「また『RENT』をやれるという気持ちと同時に、『え、英語でやるの!?』という感情があった」と語っています。

英語での演技は大きな挑戦であり、山本は「新たなステージへの挑戦」と感じています。彼は26年前に『RENT』でマークを演じた際、本場のブロードウェイに興味を持ち、アメリカに渡りレッスンを受けましたが「英語はほとんど話せません(笑)」と告白します。

英語の学習と舞台への挑戦

今回の挑戦に向けて、再び英語の勉強を始めた山本でしたが、言葉を詰め込みすぎて逆に何も出てこなくなる「イップス」の状態になった経験もあります。彼は、気分転換のために書店で参考書を購入しようとした際、妻の堀北真希さんから「数学の参考書だよ」とツッコミを受けるエピソードも語りました。

山本は「英語を話せるようになることが目的ではなく、『RENT』をやることが目的なんだ」と意識を切り替えて英語と向き合うことにしました。言いたいことをある程度言えるようになり、勉強は役立ちましたが、舞台での言葉の使い方や表現方法は全く異なるため、稽古を通じて理想に近づけるよう努力しています。

まとめ

俳優・山本耕史が再び挑む『RENT』は、彼の俳優人生のターニングポイントとなった重要な作品です。全編英語での新たな挑戦に向けて、山本は「言葉の壁をどれだけ越えていけるか」が鍵だと感じています。多くの若者たちの共感を呼ぶ『RENT』のテーマや、キャスト同士が本気でぶつかり合う情熱的な作品作りを通じて、山本の新たなステージでの活躍を期待したいです。

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