「ツンリゼ」連載終了、トラブル説明に「クリエイター軽視が過ぎる」 「セクシー田中さん」問題連想する声も: J-CAST ニュースのポイントをまとめてみた

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KADOKAWAの漫画レーベル「B’s-LOG COMICS」で連載されていた「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」(ツンリゼ)が9月11日に連載終了を発表しました。原作者の恵ノ島すず氏のライトノベルが原作で、作画は逆木ルミヲ氏が担当。連載終了の原因として編集部の確認漏れや不備が指摘されています。漫画編集部は契約期間満了に伴う原作使用許諾契約の終了を受けて連載継続を模索しましたが、逆木氏の体調不良により条件が満たせず、連載は終了することとなりました。この発表に読者から漫画編集部への批判が寄せられています。

タイトル: 漫画『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』連載終了の舞台裏


漫画『ツンリゼ』の連載終了発表

KADOKAWAの漫画レーベル「B’s-LOG COMICS」公式Xが2024年9月11日、人気漫画『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』(以下『ツンリゼ』)の連載終了について説明しました。この発表に対して、原作者や作画担当者への同情の声とともに、漫画編集部への批判が相次いで寄せられています。

『ツンリゼ』とは

『ツンリゼ』は、恵ノ島すずさんによる同名のライトノベルを原作に、逆木ルミヲさんがコミカライズした作品です。連載は好評を博し、最終巻となる第7巻が2024年8月30日に発売されましたが、9月4日に突然連載終了が発表され、多くのファンにショックを与えました。

編集部の説明と具体的なトラブル

編集部は連載終了の経緯について、以下のようなトラブルがあったと説明しました:

  1. 許諾なしでの配信:

    • タテスクコミック版の配備における確認漏れにより、一時無許諾・無監修状態での配信が行われた。
  2. 監修依頼の不備:

    • コミックス単行本及び特典制作において、当編集部から原作編集部への監修依頼の漏れや不備があった。
  3. 原作との乖離:

    • コミカライズと原作の間で乖離が生じ、それに対して監修時に長期にわたる交渉が必要となった。
  4. 調整力不足:

    • 当編集部の調整力不足により、逆木ルミヲさんの筆が途絶え、一時連載が停止した。
  5. 情報漏えい:
    • 当編集部の不備により、情報解禁前のメディアミックス情報の漏えいがあった。

恵ノ島さんからの契約終了の通達

これらのトラブルを受けて、原作者の恵ノ島すずさんから、原作使用許諾契約の契約期間満了を機に連載終了の通達がありました。しかし、編集部は担当者の交代や再発防止策を徹底し、最終回までの全てのネームを期日までに提出することを誓約することで、連載継続の合意を取り付けました。

作画担当者の体調不良による破談

連載は継続できるかと思われましたが、作画担当の逆木ルミヲさんが体調を崩し、結果的に「条件を満たすことが難しくなり破談に至った」と編集部は説明しています。

ファンと関係者からの反応

この連載終了を巡る一連の騒動に、ファンや関係者からは多くの反応がありました。一部のファンは、漫画『セクシー田中さん』のドラマ化を巡るトラブルを連想し、漫画編集部への不信感を強めています。

まとめ

『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』の連載終了は、編集部の複数の不備と、作画担当者の体調不良が重なった結果として発表されました。これに対して、原作者や作画担当者に対する同情の声とともに、漫画編集部への批判が続いています。今後、このようなトラブルが再発しないことを願いつつ、『ツンリゼ』は多くの読者の心に残るでしょう。

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