「ちょっとタイプが似ていて…」小説家・小川哲が朝井リョウにシンパシーを感じる部分とは? のポイントをまとめてみた

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小説家・小川哲が語る作家活動への道のり

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。1月23日(木)の放送に登場したのは、作家生活10年目を迎えた小説家、小川哲さんです。小説家を目指した理由や、1月22日(水)に発売された能登半島復興応援チャリティ短編集「あえのがたり」(講談社)についてお話を伺いました。

もくじ

小説家を目指したきっかけ

れなちさんが小川さんに、何がきっかけで小説を書き始めたのか尋ねたところ、小川さんは「書きたいものや表現したいことがあったわけではなく、『好きなときに寝て、好きなときに仕事して印税生活できる』のが理想だった」と答えました。満員電車に乗りたくないという切実な思いから職業を考えてみたとき、小説家という選択肢が浮かんだそうです。

れなちは、「他にもいろいろな選択肢があったのでは」と問いかけますが、小川さんは「チームで仕事をしたくないし、なるべく1人でやりたい」という思いが強く、絵や音楽などの創作活動を選ぼうと考えたものの、それらのスキルがなかったために小説家を選んだと述べています。また、一般に流通している本を読みながら、「もっと面白く書けるのではないか」という思いが湧き上がったことも小説家を目指した理由の一つだったようです。

つまらない本との向き合い方

つまらない本に出会ったときの対処法について、れなちさんが尋ねると、小川さんは「小説家になる前は『なぜつまらないのか』を考えていたが、今はもう読むのをやめることが多い」と語りました。しかし、人気作家の作品や評価の高い作品の場合、自分の感性に欠陥があるかもしれないと考え、その作品がどこで評価されているのか理解するために読むこともあるといいます。これが、新しいタイプの小説を書くチャンスになることもあるからです。

作家が紡ぐ「おもてなし」の形

1月22日に発売された能登半島復興応援チャリティ短編集「あえのがたり」について、れなちさんが尋ねると、小川さんは「加藤シゲアキさんが中心となって『何かできることはないか』と声をかけてくれた」と語りました。様々な作家たちがそれぞれの「おもてなし」の形を表現した本となっていますが、小川さんはその挑戦の難しさについても触れています。現在進行形で続く震災被害に向き合いながら、作家たちは被災者の力になれることを考え、それを表現することの困難を感じたようです。

他の作家の作品については、「人それぞれ解釈が違っていて、特に朝井リョウさんの作品は『彼らしい』と感じた」と小川さんは述べています。また、小川さん自身もこのアンソロジーに参加し、「エデンの東」というタイトルの作品を書きました。小川さんにとっても、この短編はある意味で挑戦的な作品となったようです。

このように、小川哲さんは自身の作家活動に対する思いと、チャリティにかける想いを語ってくれました。「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」のリスナーにとっても、作家としての考え方や姿勢を学べる貴重な機会となりました。

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