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元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんがフォトエッセイ「透明を満たす」を発売。Instagramで告知し、Amazonのランキングで1位を獲得しました。この本は生きづらさを抱える人々を対象に作られたもので、反響として「勇気をもらった」という感想が寄せられています。一方、メルカリなどで転売が始まり、高額で出品されています。渡邊さんは病気療養後に復帰し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を公表していました。
渡邊渚さんが初のフォトエッセイを発売
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、2025年1月30日に自身のインスタグラムでフォトエッセイ「透明を満たす」の発売を告知しました。この本は発売直後から話題となり、Amazonの「本の売れ筋ランキング」で1位を獲得しています。一方、本の人気に伴い、早くも転売の動きが見られるようです。
「透明を満たす」とは
渡邊渚さんは、22日にフォトエッセイの発売に先立ち、その制作意図をインスタグラムで公表しました。「生きづらさを感じている人や病と闘う人、その支えとなる周囲の人、そして同世代の将来に悩む女性に届けたい」との思いが込められているとのことです。彼女のインスタグラムでは、本の表紙や裏面の帯の写真が公開され、帯には「生きることを投げ出したくなる日もあった。だけど私は今のところほんの少しだけ生きることを諦めない意思のほうが大きい気がする」という印象的な言葉が引用されています。
発売直後の反応と転売問題
本書は瞬く間にAmazonの売れ筋ランキングで首位に立ち、多くの読者から感想が寄せられています。「想像を絶する内容だった」「勇気づけられました」「気づいたら泣きながら読んでいました」といったポジティブな評価が多いようです。しかし、人気のあまり、フリマサイトの「メルカリ」や「Yahoo!フリマ」には定価1980円を大幅に上回る3000円台や4000円台の価格で転売されている例も報告されています。
渡邊渚さんのこれまでの背景
渡邊渚さんは、病気のため長期間の休職を経て、2024年8月末にフジテレビを退社しました。10月には「専門治療」が終了し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたことを公表しました。この困難な経験を経て制作されたフォトエッセイには、彼女の強いメッセージと、多くの人々へ向けたエールが詰まっています。
本記事では、渡邊渚さんの新たな挑戦とその背景についてご紹介しました。彼女の体験を通じて、読者一人ひとりが何かを感じ、考えるきっかけとなれば幸いです。