障がい者支援施設を訪問—「光る君へ」出演者DAIKIが見たWOOOLY株式会社の魅力
はじめに
全国のコミュニティFMで番組を配信するTOKYO FMグループの「ミュージックバード」が提供するラジオ番組「~DAIKIのInclusive Monday!~『教科書では学べないこと』」は、多様な分野のゲストを招き、誰もが仲間外れにされないインクルーシブな社会づくりを目指す内容となっています。今回の放送では、障がいのあるダンサーであり、NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演しているDAIKIとARISAが、WOOOLY株式会社が運営する埼玉県与野本町の障がい者就労継続支援B型事業所を訪問しました。ここでは見学レポートとその感想についてお伝えします。
就労継続支援B型事業所とは
就労継続支援B型とは、障がいや病気のために一般企業で雇用契約を結ぶことが難しい方々に対して、就労の機会や生産活動の場を提供するサービスです。A型とは異なり、B型では雇用契約を結ばず、行われた生産活動に基づいて工賃が支払われます。利用者はそれぞれの体調や障がいに応じた利用が可能であることが特徴です。
訪問先「ウーリー与野本町」での一日の流れ
当日は、JR埼京線・与野本町駅から徒歩5分の場所にある、ウーリー与野本町を訪問。午前中にはタオルたたみやおしぼり巻きといった作業が行われ、午後には創作活動やリフレッシュタイムが設けられていました。利用者の方々は静かなBGMの中、集中して作業に取り組んでおり、午後の自由時間には塗り絵やスクラッチアートを楽しんでいる姿が印象的でした。
作業後の自由な時間とコミュニケーション
ARISAは「仕事が終わった各々が興味のあることを選べるのは素晴らしい」と述べ、DAIKIも「それぞれが好きなことを楽しむ姿勢が素敵」と感想を述べました。また、インタビュー中も利用者同士のコミュニケーションが活発に行われており、職員さんとの関係だけでなく、利用者同士の関係構築も大切にされていると感じました。
カフェ・ウーリーでの体験
ウーリー与野本町の2階には地域の人々も利用できる「カフェ・ウーリー」があります。利用者はカフェの店員としても活動しており、注文を受けてから自分でコーヒーを淹れるなど、自主性が尊重されています。ARISAは「自分のやりたいことを選ぶことに重きを置いている」との感想を述べ、DAIKIも「利用者の皆さんが楽しそうに取り組む姿が印象的だった」と話しました。
終わりに
取材後、ARISAは「WOOOLY事業所の魅力はその居心地のよさ」と語り、DAIKIも「温かく過ごしやすい空間が魅力」と述べました。WOOOLY株式会社の「楽しく・温かく・柔らかく」というモットーが実感できる訪問となったとのことです。
ラジオ番組「~DAIKIのInclusive Monday!~『教科書では学べないこと』」は、毎週月曜日の19:00から20:55に放送されており、番組ホームページhttps://musicbird.jp/cfm/timetable/daiki/から詳細を確認できます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。