「日本は良くも悪くも…」サッカーにおける“日本と海外の教え方の違い”とは?元日本代表・小林大悟が言及 のポイントをまとめてみた

引用元のマイナビ様はこちらから

サッカー教育における「日本と海外の違い」:元日本代表・小林大悟の視点

日本を代表するアスリートたちが登場し、スポーツに対する情熱と挑戦を語り合うTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」。1月25日の放送回では、元サッカー日本代表選手であり、現在は子どもたちのサッカー指導に携わる小林大悟さんがゲストとして出演しました。今回は、小林さんがかつてテクニカルディレクターを務めていた「パリ・サン=ジェルマン アカデミーJAPAN」での経験について伺いました。

もくじ

小林大悟の経歴とサッカーへの情熱

小林大悟さんは、清水商業高校から日本のプロサッカーチームの東京ヴェルディに入団。その後、大宮アルディージャを経て、イビチャ・オシム監督によりサッカー日本代表にも選出されました。さらに、ノルウェーやギリシャ、アメリカなど海外のプロリーグでも活躍を続け、2022年に現役を引退。現在は、子どもたちのサッカー指導や育成に携わりながら、多岐にわたる活動を展開しています。

パリ・サン=ジェルマンの育成メソッドの魅力

子どもたちへの指導を通して

小林さんは、自らがサッカーを始めた小学3年生の頃の情熱を現在の子どもたちに伝えたいという思いから指導に携わっています。その中で「パリ・サン=ジェルマン アカデミーJAPAN」のテクニカルディレクターに就任し、日本の子どもたちにフランスの名門クラブの育成メソッドを伝授しています。

戦術を重視した指導法

パリ・サン=ジェルマンの育成メソッドは、個の技術よりも戦術に焦点を当てています。「戦術」とは、例えば、数的優位の状況を活かすために必要な考え方や行動を指し示します。こうした場面で、小林さんは子どもたちに「どうしたらうまくいくか」を自ら考えさせています。このアプローチにより、自主的な判断力と創造性を養うことが狙いです。

ティーチングとコーチングの違い

小林さんは、指導方法には「ティーチング」と「コーチング」の2つのスタイルがあると指摘します。日本では、教師が正解を教えるティーチングが主流である一方、海外では、指導者がさまざまな可能性を提示して寄り添うコーチングを重視しています。これにより、子どもたちは自ら考え、フィールドでのプレーに応用できる力を身に付けていきます。

サッカーを通した自己成長の重要性

多くの子どもたちが必ずしもプロサッカー選手になるわけではありません。しかし、サッカーを通じて培われた判断力や考える力は、社会に出た際に大きな財産となります。自分が何をするべきかを考え、自発的に行動できる大人に育つことを小林さんは願っています。

番組情報

この放送は「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」として毎週土曜日10:00~10:50に放送されています。パーソナリティは藤木直人と高見侑里。番組では、今後もさまざまなアスリートたちが登場し、彼らの熱いビートと共に、リスナーに感動を届けます。詳しくは番組Webサイトをご覧ください。

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