義父母に対する怒りを乗り越えるためのアドバイス
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。この番組では、江原啓之さんがリスナーからの相談に応じて様々なアドバイスを送ります。今回のテーマは、義父母に対する怒りとそれをどう乗り越えるかについてです。
リスナーからの相談内容
昨年の夏、突然の母の死に直面した相談者。警察に連絡し確認を取るなど、悲しみと厳しい対応を迫られる中、夫は警察まで来てくれたものの、義父母は一切連絡をしてこなかったといいます。義父母の無関心さに対する失望感から、夫との離婚をも考え始めた相談者。義父母との関係に悩む彼女の考えは果たして間違っているのでしょうか?
江原啓之からのアドバイス
まず江原さんは、家族というものをどう考えるかについて、相談者に問いかけます。家族の基盤は夫婦であるとし、今回の件について寂しい気持ちは理解できるが、義父母を非難するのは少し違うのではないかと指摘します。
義理の両親への期待と実情
「母の死を軽視された」との気持ちが湧くのは当然かもしれません。しかし、江原さんは「幸せな人は意地悪しない」という言葉を思い出し、この状況を「気の毒な人だな」と受け止めることを勧めます。義父母には、特に相談者の母の死に際して出向くという習慣がなかっただけかもしれないという見解です。
自分の気持ちを整理する
夫が義父母に意見を言えないことを不満に感じる相談者に対して、江原さんは「自分がされたら寂しくないですか」と、義父母に直接伝えてみてはどうかと提案します。自分の心の中にある寂しさを認識し、それに向き合うことで、自身の怒りを鎮める手助けになるかもしれません。
賢明な心の持ちよう
江原さんは最後に、「不幸の数を数えるよりも“幸せの数”を数えましょう」という格言を紹介しました。自分をもっと尊重してほしいという気持ちは、寂しさから来るものかもしれません。将来、娘さんが彼女の姿を見て、困難な状況をどう乗り越えるかを学ぶ可能性もあります。寛大な心で接し、自らの中で寂しさを埋めていきましょう。
番組概要
この「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」は、TOKYO FMで毎週日曜 22:00~22:25に放送されています。スピリチュアリストの江原啓之さんと、番組パートナーの奥迫協子さんによる人の心に寄り添う番組です。義父母との関係に悩む方は、ぜひこのアドバイスを参考にして、自身の心を整理してみてはいかがでしょうか。