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KADOKAWAのコミックエッセイ編集部は、漫画「メンタル強め美女白川さん」がアイデアを盗用しているとの指摘について、「著作権の侵害や剽窃という事実は一切ない」と発表しました。この作品は以前にドラマ化され注目を集めましたが、ある漫画家がXで盗用の疑惑を投稿し話題となりました。その後、KADOKAWAは法務部と共に事実を詳細に確認し、不正はないと結論付けました。また、創作における共通の要素の存在を説明し、読者への説明が遅れたことを謝罪しました。
KADOKAWAの漫画「メンタル強め美女白川さん」に対する盗用疑惑について
2025年2月3日、KADOKAWAのコミックエッセイ編集部は、人気漫画「メンタル強め美女白川さん」に対するアイデア盗用の指摘がX(旧Twitter)に上がったことに対し、「著作権の侵害や剽窃は一切ない」と公式に否定しました。
騒動の経緯と編集部の対応
「メンタル強め美女白川さん」は、俳優の井桁弘恵さんが主演したドラマ化もされた人気作品で、漫画家・獅子さんによって制作されたものです。この作品について、2025年1月中旬にある漫画家がXにて「内容がアイデアを盗用しているのではないか」と指摘し、話題になりました。ただし、この投稿は2月4日までに削除されています。
KADOKAWAの声明
これに対してKADOKAWAの「コミックエッセイ劇場」公式アカウントは、コミックエッセイ編集部の名義で以下のコメントを発表しました。
「当編集部は、弊社法務部と共に制作当時のやりとりや記録を精査し、著作権の侵害や剽窃といった事実は一切ないことを確認しました。また、これを裏付ける制作当時の記録も保存されています。」
さらに、読者への説明が遅れたことや心配をかけてしまったことへの謝意を示し、著者が大きな精神的負担を感じていることも明らかにしました。
漫画表現への考え方
編集部はまた、創作活動においては歴史的に繰り返し用いられてきた要素が存在すること、そこに独自の解釈や表現を加えて作品を生み出すことが重要であるとし、著者もその理念に基づき創作に励んでいると説明しました。
この騒動を通じて、創作の自由とオリジナリティの境界について、改めて考えさせられる機会となりました。今後も、読者やファンに対し、作品の真価を伝えるための活動が続けられることを期待します。