津田健次郎が語る、心に響くクラシックの魅力
はじめに
津田健次郎さんのパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「津田健次郎 SPEA/KING」は、毎週日曜の正午に放送されています。この番組で、声優・俳優として幅広い活躍を見せる津田さんのパーソナルな一面を垣間見ることができます。今回の放送は、彼の「好きな作曲家」の話題に焦点を当てました。
自分を奮い立たせるための動画
あるリスナーからこんなメッセージが寄せられました。「ドラマ『リバーサルオーケストラ』の放送中に、津田さんがX(旧Twitter)でお気に入りのクラシック曲について投稿しているのを見ました。シューベルト、リスト、ドビュッシー、ラヴェルが好きなのですが、津田さんのお気に入りのクラシック作曲家や楽曲は何ですか?」
これに対して津田さんは、最も好きな作曲家としてベートーヴェンを挙げつつ、ラヴェルやショパンも好きだと話していました。彼は特定の作曲家の全ての曲というよりも、「この作曲家のこの曲」という感じで特定の曲を好きになることが多いとのことです。
ミーハーなクラシック愛
津田さんは、「自分はクラシックに全然詳しくないし、ミーハーだと思う」と笑いながら語りました。例えば「みんなが知っているような有名な曲は知っているけれど、特定の曲について『この指揮者がいいよね』と語れるほど詳しくはない」とのことです。そんな津田さんがオススメするのが、チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」です。
この曲は、「リバーサルオーケストラ」でも使われており、特に(ヴァイオリニストの)五嶋みどりさんが演奏する動画が気に入っていると話しています。五嶋さんの演奏は、非常に真剣で集中している様子がまるで修行僧のようだと津田さんは言います。「この人はやっぱりすごいな」と感じさせられるとのことです。
表現への情熱を取り戻すために
津田さんは、元気が出ない時や、自分の表現が緩んでいると感じた際に、この動画を見ることがあるそうです。そして、「こんなにストイックに表現と向き合っている人がいるんだぞ! お前はどうするんだ!?」という気持ちになり、自分に喝を入れるために視聴するそうです。このように、五嶋みどりさんの演奏は、津田さんにとって大きな刺激源となっているようです。
最後に
津田健次郎さんが語ったクラシック音楽への思いや、お気に入りの作曲家についてのエピソードは、聴く者に新しい視点を提供するものとなっています。彼のようなプロフェッショナルですら、音楽にインスピレーションを受け、奮い立たせられることがあると知ることで、多くの人が音楽の力を再認識できるのではないでしょうか。
この番組「津田健次郎 SPEA/KING」は、毎週日曜 12:00から12:30の間に放送されており、津田さんの日常や考えを知ることができる貴重な時間です。興味のある方はぜひ番組をチェックしてみてください。詳しくは番組のウェブサイトをご覧ください。番組Webサイト