引用元のJ-cast様はこちらから
株式会社シグマが発表したフルサイズミラーレス一眼レフカメラ「Sigma BF」は、従来の「ゴテゴテ」したカメラとは異なるシンプルなデザインで、大きな注目を集めています。このカメラは「Radical simplicity 過激なまでにシンプルに」というコンセプトのもとで開発され、伝統的に「軍艦部」と呼ばれるカメラ上部にはシャッターボタンとマイクロフォンの穴だけが配置されています。一般的なデジタル一眼レフにある撮影モード選択ダイヤルなど複雑な操作を必要とせず、初心者にも扱いやすいデザインとなっています。
フルサイズミラーレス一眼レフへの新提案「Sigma BF」
従来のフルサイズミラーレス一眼レフカメラと言えば、多くの人が大きくて装飾的なボディを思い浮かべるでしょう。しかし、株式会社シグマが2025年2月24日に発表した「Sigma BF」は、この一般的なイメージを大きく覆す革新的なデザインで登場しました。極限までシンプルに仕上げられたそのデザインは、同社が掲げるキャッチフレーズ「Radical simplicity 過激なまでにシンプルに」にふさわしい内容です。発表後、各種SNSでも注目を集めています。
シンプルを極めたデザイン
Sigma BFのデザインは、まるで監視カメラのようにシンプルです。特に注目すべきは、カメラの上部、通称「軍艦部」の部分。過去の一眼レフカメラでは、巻き上げレバーやISO感度調整ダイヤル、シャッター速度調整ダイヤルなど、多くの機能が所狭しと並んでいました。近年のデジタル一眼レフカメラも、それよりはシンプルになったとはいえ、多くのダイヤルやボタンが存在しています。
しかし、Sigma BFの軍艦部には、シャッターボタンとマイクロフォンの2つの穴だけがあります。デジタル一眼レフカメラに通常ある撮影モード選択ダイヤルすら省かれており、初心者が「一眼レフカメラは難しい」と感じる要因が取り除かれています。まさに「軍艦部」とは呼べないほどのミニマルさです。
このあたらしいスタイルのカメラは、撮影のシンプルさを追求することで、カメラ初心者にとっても使いやすいものを目指していると言えるでしょう。Sigma BFは、そのシンプルさが既存のカメラファンだけでなく、新しいユーザー層にもアピールする可能性を秘めています。
このように、Sigma BFはシンプルさを極めたデザインと操作性で、カメラの常識に新しい風を吹き込みます。カメラの新たなスタンダードとなるか、注目していきたいところです。