みのもんたさんが「悔しい」と泣いた夜…視聴率男の情熱エピソード – 梅ちゃんねる – 芸能コラム : 日刊スポーツのポイントをまとめてみた

引用元の日刊スポーツ様はこちらから

伝説のキャスター、みのもんたの生涯とその情熱

日本のテレビ界において「視聴率男」「長寿番組男」として輝かしい実績を誇ったキャスター、みのもんた(本名:御法川法男)さんが80歳でこの世を去りました。その生涯は、情熱をもって仕事に挑戦し続けた姿で貫かれていました。

もくじ

休む間もなく走り続けたキャリア

2002年から始まった「サタデーずばッと」の取材を通じて、私たちは彼の圧倒的なエネルギーを目の当たりにしました。あるとき、生放送番組「おもいッきりテレビ」が終わるとすぐにインタビューに応じてくれた際、みのさんは休憩も取らず、次の仕事に向かう姿勢を見せました。その当時、彼は実に16本ものレギュラー番組を持ち、多忙を極めつつも常に明るく、仕事に情熱を燃やし続けました。

テレビへの情熱とこだわり

みのさんの仕事に対する姿勢は、「仕事は貪欲にとって、情熱を燃やしてやるもの」というものでした。日本外国特派員協会でスピーチを行った際に、同席した芸能人から「みのさんを見て考えが変わった」と言われたことがありました。しかし、みのさんは「その程度の覚悟でテレビの仕事をするなんて」と涙を流し、彼のテレビに対する強い情熱を感じさせました。

家族への想いと孤独

みのもんたさんの私生活にも触れると、彼の人間的な深みを感じます。2012年に40年以上連れ添った妻・靖子さんを亡くした後、深い悲しみに包まれていました。靖子さんの遺骨を自宅に安置し、彼女を近くに感じていたいという強い思いから、納骨は七回忌の時まで延ばされました。

最後まで変わらない陽気さ

昨年7月にアットホームな記者懇親会で最後にお会いした時も、彼の陽気な人間力は健在でした。好きなニッカの「鶴」を愛飲し、昭和の芸能界のゴシップ話を楽しそうに語るみのさんの姿は、周囲の人々を一瞬で魅了しました。

日本放送界に残した足跡

みのもんたさんの活動は、まさに放送史そのものであり、彼が残した一つ一つの物語は今後も語り継がれていくでしょう。向こうの世界で、愛する靖子さんと再会できたことを願っています。みのもんたさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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