落語家・鈴々舎美馬が語る「落語界のルールと自身の成長」
TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』のゲストに登場
毎週月曜から木曜の13:00〜14:55に放送されるTOKYO FMのラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(通称ダレハナ)に、落語家の鈴々舎美馬さんがゲスト出演しました。彼女は2023年に「二ツ目」に昇進し、現在の落語界での女性の割合や、落語家としてのキャリアについて語ってくれました。
落語界の女性の数と「二ツ目」昇進
山崎怜奈:現在、落語界で女性の方はどれくらいいるのですか?
鈴々舎美馬:正確な数字ではないですが、全国には約1,000人の噺家がいて、その中で女性は1割もいないと思います。でも、今は徐々に変わりつつありますね。
山崎怜奈:美馬さんは2023年に「二ツ目」に昇進されましたが、「二ツ目」になると何が変わりますか?
鈴々舎美馬:「二ツ目」になって変わったことといえば、少し太ったかなということです(笑)。「前座」として修行していた頃は、寄席の場で楽屋働きを毎日のようにこなしていましたが、「二ツ目」になってその生活が一変しました。
前座時代の日常と厳格なルール
山崎怜奈:楽屋働きの具体的な内容とは?
鈴々舎美馬:寄席の裏方の仕事や、お師匠方の着物をたたんだり着付けをしたり、お茶を出したりといったサポート役をしていました。これらにはそれぞれお作法があり、朝から晩までそれに従っていました。興味深いのは、1日働いて日当が1,000円ということですね。
山崎怜奈:それは決まりなんですね?
鈴々舎美馬:はい、昔からの決まりです。
山崎怜奈:どの師匠に師事しても同じなのですか?
鈴々舎美馬:そうです。
山崎怜奈:バイトもしちゃいけないんですよね?
鈴々舎美馬:もちろんです。でも、バイトする時間もないですけどね。
落語家への道と自身の変化
山崎怜奈:美馬さんが落語界に入ったきっかけは何ですか?
鈴々舎美馬:父と祖父が落語好きだったんですが、学生時代の私は聞いたことがなく、中学・高校は吹奏楽部でした。大学でも吹奏楽部に入るつもりだったのですが、入部ができる日を間違えてしまったんです。それで、いろいろな部活を見て回る中で落語研究会に出会い、初めて落語に触れることになりました。
先輩たちが着物を着て本格的に落語をしている姿を見て、自分も挑戦してみたいと思ったのがきっかけですね。
山崎怜奈:でも、その時点では落語を生業にしようとは思っていなかったのでは?
鈴々舎美馬:そうですね。私は内向的で、どちらかといえば人を笑わせるよりも笑われる人生でした。でも落語をやって人に笑ってもらえることに素晴らしさを感じて、それがプロを志すきっかけになりました。
まとめ
鈴々舎美馬さんは、厳格な落語界のルールや前座時代の経験を経て、「二ツ目」として新たなステージに立っています。その道のりは決して平坦ではありませんが、周囲の男性が多い中でも着実にキャリアを築いており、これからの活躍がさらに期待されます。彼女の体験は、落語界の深い歴史と共に、自身の成長と挑戦を語る重要な証言となっています。
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
この番組では、今後も多彩なゲストと興味深いトークを展開していきますので、ぜひお楽しみに。
