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歯列矯正サービス「Oh my teeth」が、ヤマト運輸の「ご不在連絡票」に酷似したデザインのポスティング用チラシを配布し、物議を醸しました。チラシは「通院ご不要連絡票」と記載され、X上で「騙された」といった声が相次ぎました。これを受け、同社は公式サイトで謝罪し、配布を停止したと発表しました。また、今後は他社商標を模倣する内容を使用せず、広告審査体制を見直すことを約束しました。J-CASTニュースへの取材には回答していません。
不在連絡票に酷似?Oh my teethのチラシ騒動
2025年3月6日、東京都新宿区を拠点に歯列矯正サービスを提供する「Oh my teeth」が、自社の配布したポスティング用チラシがヤマト運輸の「ご不在連絡票」に酷似していると指摘を受け、公式サイトで謝罪しました。このチラシ配布はすでに停止されましたが、一連の出来事が大きな話題を呼んでいます。
騒動の発端
問題のチラシは、黄色いデザインが特徴であり、ヤマト運輸の「ご不在連絡票」を彷彿とさせるものでした。チラシには「通院ご不要連絡票」という表記があり、「宅急便」というヤマトホールディングスの商標も含まれていました。これに対し、3月初頭からX(旧Twitter)上では「本当に迷惑」「騙されたように感じる」といった批判の声が相次ぎました。
渦中のOh my teethの対応
騒動を受け、Oh my teethは公式サイトで謝罪を行いました。「この度は、弊社が配布したご不在連絡票を模したポスティング用チラシにより皆様に多大なるご迷惑・ご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と述べています。さらに、トラブルの報告を受けて、すぐにチラシの配布を停止したこと、関係各所に謝罪を行ったことも説明しました。
今後に対しては、「他社商標を模倣するような内容のものは一切使用しない」方針を徹底し、再発防止に向けて広告審査体制の見直しを行っていくことを明言しました。また、「お客様をはじめ、関係者の皆様に大変なご迷惑・ご心配をおかけしましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます」と、お詫びの言葉を重ねています。
見直しと再発防止の取り組み
今回の騒動を教訓に、Oh my teethは再発防止策として、広告審査体制を見直す方針を掲げました。具体的な取り組み内容についての詳細はまだ明らかにされていませんが、模倣デザインによるトラブルを未然に防ぐための体制強化が期待されています。
メディアからの問い合わせ
J-CASTニュースは、今回の件について3月3日にOh my teethへ取材依頼を行いましたが、7日時点ではまだ回答が得られていない状況です。このことも一部で注目を集めており、今後の対応が注目されています。
今回のチラシ騒動は、企業が他社のデザインを模倣する危険性を顕著に示すケースとなりました。Oh my teethの迅速な謝罪と対応は評価される一方で、再発防止策の実効性を含めた今後の展開にも関心が集まっています。