茂木健一郎「日本人は真面目すぎます」思考の滞りを感じると悩む相談者に脳科学の視点でアドバイス のポイントをまとめてみた

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日本人は真面目すぎる? 茂木健一郎が考える「思考の滞り」を打破するヒント

脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティを務めるTOKYO FMの人気ラジオ番組「Dream HEART」では、日本や世界で活躍するゲストの“挑戦”に迫っています。そして、関連番組「茂木健一郎のポジティブ脳教室」が音声配信プラットフォーム「AuDee」で配信中です。この番組では、リスナーから寄せられた悩みに対して茂木が脳科学的な観点から答え、よりポジティブな思考法を伝授しています。

もくじ

思考の滞りを打破する方法とは?

3月8日の配信では、「思考の滞りを打破する方法」に関する相談に、茂木が答えました。

リスナーからの質問

リスナーからは「自分の思考が滞っている」との悩みが寄せられました。特に、自分の行動や考えに対して完全さや正しさを追求しすぎてしまい、日常生活にも影響が出てしまうとのこと。脳科学的に創造性を高めるための方法についての質問でした。

茂木の回答

茂木健一郎はこの質問に対して、日本人が真面目すぎるという文化的背景を指摘しました。我々は学校教育で「しっかりしよう」という教えを受けてきましたが、現代ではもっと柔軟に対応して良い時代に突入しています。

茂木は人工知能の進化を引き合いに出し、現代の情報インフラの整備により、人間が多少ルーズであっても生活が成り立つ時代だと述べています。例として、昔は詳細な待ち合わせの約束が必要でしたが、いまやスマートフォンで簡単に連絡が取れるため、厳密さを求める必要がないことを挙げました。

脱抑制のすすめ

茂木は「脱抑制」という脳科学的な考え方を提案しています。これは、今まで抑えていた自分の欲求や挑戦したいことを自由にするということです。失敗しても大丈夫な時代、むしろ失敗から学んで進化していくべきだと励まします。

脱抑制を実践する方法として、普段の行動や考えを少し変えてみること、普段接しないジャンルの本を読む、観ない映像を観る、新たな音楽を聴くことなどが挙げられました。また、自分と異なる分野で働く人との交流もおすすめです。

今までと違った情報や人との接触が、抑制を外すきっかけになることがあると茂木は言います。そして、自己の完璧さや正しさを追い求めることも素晴らしいことですが、新たな視点を持つために「脱抑制」を今年のテーマとして挑戦してみてほしいと締めくくりました。

番組情報

  • 番組名:茂木健一郎のポジティブ脳教室
  • 配信日時:毎週土曜 22:30配信(予定)
  • パーソナリティ:茂木健一郎

現代社会において柔軟な思考はますます重要となっています。茂木健一郎の提案する「脱抑制」に挑戦することで、新たな自分を発見するきっかけを掴んでみてはいかがでしょうか。

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