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女優の毬谷友子さんが2025年3月10日にSNSで、大阪・関西万博会場に設置されたトイレに対する不満を表明しました。4月に開幕する万博のために2億円をかけて建設されたトイレの写真を投稿し、「怒りで震えている」と批判。少なくとも6基のトイレがあり、外壁にはトタンが使われていると見られ、費用の明細を国民に公開するよう求めました。また、安易な構造に対し、台風時の安全性を疑問視しています。一方、大阪府の吉村知事は価格が一般的な公共トイレよりも安いと説明しました。
大阪・関西万博のトイレに対する批判
2025年3月10日、女優の毬谷友子さんがSNSプラットフォーム「X」にて、大阪・関西万博会場に設置されたトイレに対する不満を表明しました。万博は、2025年4月13日に開幕を予定していますが、その準備段階での問題に注目が集まっています。
2億円のトイレに対する疑問
毬谷さんは投稿で、「これがなんだかわかりますか?2億円かけて作られた万博のトイレだそうです」とコメントし、トイレの写真を公開しました。写真に映るトイレの外壁はトタンのような素材が使われており、毬谷さんはその質の低さに対して強い不満を抱いています。
国民への説明を求める
「さすがに我慢の限界です。怒りで震えています。明細を国民に見せて下さい」と毬谷さんは訴えており、公共資金の使い方に対する透明性を求めています。
「運動会の仮説トイレ」への例え
さらに、彼女は続く投稿で、「何処かの運動会の仮説トイレかと思った」と、そのトイレがかもし出す雰囲気を皮肉交じりに表現しました。品質の低さはもちろん、大型台風が来た場合の耐久性についても懸念を示しています。
大阪府の説明と一般的な見解
大阪府の吉村知事によれば、1平方メートルあたりの単価は一般的な公共トイレよりも安いとの説明がなされたそうです。しかし、毬谷さんをはじめとする多くの人々が、見た目の質の低さと建設費用の高さに疑問を抱いています。特に、重要イベントである万博会場でこのようなトイレが選ばれた理由について、多くの議論が巻き起こっています。
終わりに
大阪・関西万博を目前に控えた状況で、このような問題が浮上したことに関して、今後どのような改善策が講じられるのかが注目されます。同時に、公共施設における予算の使い方に対する透明性と説明責任が求められています。日本全国、さらには国際的にも注目される万博の成功のため、すべての参加者が満足できる環境整備が急務となっています。