引用元のJ-cast様はこちらから
ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)が、公開翌日の2024年6月13日に停止された。ユニバーサルミュージックは公式サイトで、歴史や文化的な背景への理解が欠ける表現が含まれていたため停止したと説明し、謝罪した。MVは偉人に扮したメンバーが南の島で類人猿とパーティーをする内容で、SNSでは奴隷制を肯定しているなどの批判が相次いでいた。メンバーの大森元貴も公式サイトで意図を説明し、猛省すると謝罪した。
Mrs. GREEN APPLE、新曲「コロンブス」のMV公開停止
2024年6月12日に公開された日本のロックバンド、Mrs. GREEN APPLE の新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)が、翌13日に公開停止となりました。その背景や影響について詳しく見ていきましょう。
公開停止の理由
Mrs. GREEN APPLE の新曲「コロンブス」のMVは、公開から1日後の6月13日に突然公開停止となりました。所属するユニバーサルミュージックは、公式サイトで「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため」とその理由を説明しました。この発表には、多くの反響が寄せられました。
MVの内容と批判
MVの内容は、コロンブスやナポレオンといった歴史上の偉人に扮したメンバーが、南の島で類人猿に出会いホームパーティーをするというものでした。しかし、類人猿が人力車を引くシーンがあり、SNS上でこれが差別的であり奴隷制を肯定しているように見えるという批判が相次ぎました。
ユニバーサルミュージックの謝罪
ユニバーサルミュージックは、「当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪しました。また、メンバーの大森元貴さんも以下のようにコメントを発表しました。
メンバーの大森元貴さんの謝罪
大森元貴さんは公式サイトで、「制作当初から差別的な表現に見えてしまう懸念を抱いていた」としつつも、「類人猿を人に見立てたなどの意図は全くなく、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージを想定していた」と説明しました。「ある事象を歴史を彷彿とさせてしまうMVであったというご指摘を真摯に受け止め、猛省しております」とも述べました。
結論と今後の展望
今回のMrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のMV公開停止という事態は、アーティストの表現の自由と歴史的・文化的感受性のバランスを取ることの重要性を再認識させる出来事となりました。今後、Mrs. GREEN APPLEがどのような形で新たな作品を発表し、ファンとどのように向き合っていくのかが注目されます。
当ブログでは、引き続き音楽業界の動向を追いながら、最新情報をお届けしてまいります。今後のMrs. GREEN APPLEの活動にも期待が寄せられます。