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神奈川県藤沢市の動物保護団体が、飼えなくなったセキセイインコを空気穴もない袋に入れて「ゆうパック」で送ってきた行為に対し、強く非難しています。インコは生後半年で、紙くずが入ったプラスチックケースに入れられ、袋には手書きのメモが貼られていました。インコを送る行為自体はゆうパック規定内ですが、輸送中にインコが19時間も袋内に閉じ込められていたため、団体は「命を軽視している」と怒りを表明。送り主に対し電話での相談を呼び掛けています。
セキセイインコを不適切に送付、動物保護団体が怒り
神奈川県藤沢市内の動物保護団体、NPO法人ことりのおうちに「ゆうパック」でセキセイインコが送られてきたが、その方法が非常に不適切であったため、団体が怒りを露わにしています。この記事では、その概要と問題点を詳しく解説します。
驚きと憤り
NPO法人ことりのおうちは、2024年6月22日に公式X(旧Twitter)アカウントで怒りの声をあげました。「どういう事?! ホント命をなんだと思ってるんですか?」とコメントし、数枚の写真とともに問題のインコがどのように送られてきたかを公開しました。この投稿には、以下のような写真が含まれていました。
- カイロが貼り付けられた袋
- 手書きのメモが添えられた紙袋
- 紙袋に入れられたインコ
- 匿名で送られてきたゆうパック
空気穴のない袋とカイロの問題
プラスチックのケースに紙くずを敷いたものの中に、生後半年のインコが入れられていました。このケースが紙袋で包まれ、「ゆうパック」を使用して送られてきたのです。インコの健康状態について、特に配慮されていない様子が伺えます。
ゆうパックの規定について
ゆうパックに関するQ&Aによれば、インコなどの鳥類は条件付きで送ることが可能です。しかし、健康体であることや、適切に包装されていることが求められます。特筆すべきは、鳥類は同一都道府県内でのみ送付可能であり、配送中の死亡については日本郵便が責任を負わないと明記されています。
送り主の情報と対応
送り主の住所は神奈川県相模原市の一部が記載されているだけで、名前はありませんでした。紙袋には次のような手書きのメモが貼られていました。
「飼い主が亡くなった為、飼育ができなくなりました。どうかお引き取りいただけたら幸いです」
送り主の記載が正しければ、「同一都道府県内あて」というゆうパックの条件は満たされています。しかし、匿名での送付でその信憑性は疑問符がつきます。このゆうパックは座間市内の座間郵便局から発送され、品名には「セキセイインコ(1匹)」と記載されていました。また、壊れ物として逆さにしたり下に積んだりしないよう指示がされていました。
実際に起こった問題
配送過程を追跡すると、インコは21日16時ごろに郵便局で受け付けられ、翌22日11時ごろにことりのおうちに届けられたことが分かりました。夜を挟んで19時間もの間、インコは袋の中にいたことになります。このため、以下のような問題が発生しました。
- 19時間もの間、空気穴のない袋に入れられていた
- 保温用の使い捨てカイロが貼られており、暑さが懸念された
団体の反応と訴え
NPO法人ことりのおうちはSNS投稿で、以下のように強く訴えました。
こんな袋で空気穴もなくカイロまで付けられたら 暑かっただろうに…
お世話にかかる費用は店の資金や支援者の善意の寄付でやるのが当たり前の考えなんですか?
さらに、「ホント こんな事はしないで 必ず電話にてご相談ください!」という強いメッセージを発し、送り主から連絡がない場合は23日に警察に届けることを明言しました。
まとめ
この事件は、動物を送付する際の適切な手続きを守らない場合、人命と同様に動物の命が危険にさらされるということを改めて浮き彫りにしました。飼育放棄や無責任な行動は、動物の福祉にも大きな問題を引き起こします。ことりのおうちのような動物保護団体は、日々これらの問題と戦い続けています。我々も一層の意識向上と責任ある行動を心がける必要があります。
この事件を通じて、私たち一人一人が命の尊さを再認識し、動物と共に生きる社会を目指していくことが求められているのです。
