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アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさん(32)は、車椅子生活を送りながらアイドルとして活動を続けている。彼女はスレッズで「障がい者」という表記に対して持論を展開し、「当事者としては『障害者』でも『障がい者』でも構わない。重要なのは表記ではなく、もっと先にある配慮だ」と述べた。彼女の意見には、「表記がどうであれ意味は変わらない。他に配慮すべき点があるはずだ」といった賛同のコメントが多く寄せられた。
アイドル「仮面女子」猪狩ともかさんの「障がい者」表記への持論
もくじ
猪狩ともかさんの背景
アイドルグループ「仮面女子」のメンバーである猪狩ともかさん(32)は、2018年4月に歩道での事故により脊髄損傷を負い、それ以後、両下肢麻痺のため車椅子での生活を送りながらアイドル活動を続けています。2024年6月27日、スレッズで「障がい者」という表記について彼女の持論を述べたことが注目を集めています。
配慮としての「障がい者」表記についての意見
2024年6月27日、猪狩さんはスレッズで「『障害者』を『障がい者』と表記する流れがありますが、イチ当事者としてはどちらでも良いと思う。障害と共に生きていたらそんな細かいこと気にしていられません」と書き込みました。この発言は、「障害者」という漢字表記をひらがな表記にすることが本当に必要なのかを疑問視するものです。
さらに猪狩さんは「障害は特徴のひとつ。本当に配慮すべき点は表記ではなく、もっとその先にある気がします」ともコメントしています。ここでは、表記にこだわるよりも、実際に障害のある人が日常生活で直面する具体的な課題にもっと関心を持つべきだという考えを述べています。
賛同の声
猪狩さんの投稿には多くの賛同のコメントが寄せられました。以下はその一部です:
- 「同感です。漢字だろうが平仮名だろうがカタカナだろうが読み方は変わらない。本当にどうでもいいです」
- 「同感です。それを配慮と言うなら他にもっと、見なきゃいけないところあるんじゃない?って思います。(アラフォー車椅子ユーザー)」
- 「僕もそこにいちいち突っかかるのは違うと常々思ってます」
- 「その通り!言葉に気を使う前にやるべきことやれてない!」
これらのコメントは表記変更に対する無関心を示しており、猪狩さんの意見に強く共感していることが伺えます。
まとめ
猪狩ともかさんの発言は、「障がい者」という表記に対する配慮が本当に必要なのかを改めて考える契機となりました。彼女の意見を通じて、表記にこだわるよりも、実際に必要とされる支援や対策にもっと注目することの重要性が浮き彫りになっています。障害を持つ人々が日々直面する具体的な問題に向き合うことが、真の意味での配慮と言えるのではないでしょうか。