セイウチ、アシカ、アザラシを「柵なし」で展示!? 水族館プロデューサーがオススメする“三重県”にある水族館とは? のポイントをまとめてみた

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水族館ファン必見!セイウチやアシカを「柵なし」で見られる三重県の水族館とは?

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(通称「ダレハナ」)が7月18日(木)に放送されました。この日のお客さんは、水族館プロデューサーの中村元さん。彼とともに、かつての「ラッコブーム」の裏側や、今年の夏におすすめの水族館について深掘りしました。

もくじ

空前のラッコブーム、その功罪

中村元さんはこれまで数多くの水族館の新設やリニューアル、マーケティング、プロモーションを手がけてきました。特に1990年代には、鳥羽水族館での「ラッコブーム」を仕掛けて、ラッコを一躍アイドルにした人物として知られています。

中村さんにその秘訣を伺うと、「当時、日本人の99.99%がラッコという言葉を忘れていました。かつてラッコは毛皮として流通しており、北海道にたくさん生息していましたが、全滅してしまったため、ラッコが死語となっていたのです。そこで、もう一度ラッコをみんなに知ってもらうために、当時出たばかりのビデオカメラを使って、ラッコのかわいい瞬間だけを撮影して東京のテレビ局を回りました。すると、みんながその映像を欲しがり、ラッコは大人気になりました」と振り返りました。

しかし、一大ブームとなったがゆえに、反省すべき点もあると言います。その理由は、日本中の水族館がラッコを飼育しようとして、多くの野生のラッコが捕獲されたためです。「その点については申し訳ないと思っています。でも、ひとつ『やって良かったな』と思うことは、今また北海道にラッコが戻ってきていることです」と中村さんは語ります。

ラッコブームを機にラッコが広く認知され、それによってラッコを好きになった人たちが増え、人間とラッコの共存に向けた取り組みが進んでいます。この点について中村さんは、「水族館の存在意義は、かわいいと感じさせるだけではなく、社会を変える力として、生き物の命を預かることにあります」と熱弁します。

「スゴい!」とうなった水族館とは?

次に「ここはスゴい!」と思わず感嘆した水族館について質問すると、中村さんは三重県にある「伊勢シーパラダイス」を挙げました。ここでは、セイウチやアシカ、アザラシなどが“柵なし”で展示されており、「動物たちが直接お客さんの前に出てきて、いろいろな活動をして写真も一緒に撮ってくれます。しかも、お客さんを怖がらせるのが大好きで、牙を振りかざしたりしますが、絶対にお客さんを傷つけません」と説明します。

最後に、都内近郊でおすすめの水族館を伺ったところ、自らがリニューアルを手がけた東京・池袋のサンシャイン水族館を紹介。ここは「天空のペンギン」「海月空感」などのエリアで有名ですが、中村さんのお気に入りは「サンシャインラグーン」だと言います。

「サンゴ礁に囲まれた浅い海で、穏やかな水槽の前にはたくさんの魚が泳いでいます。その水槽の前に座って、じっーと見ている人がたくさんいます。これは完全に『都会のオアシス』となっていますよ」と推奨しました。


番組概要

番組名: 山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時: 毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ: 山崎怜奈

番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/darehana/

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